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「国民・玉木氏」は不倫で"セミ化"してしまうのか 政策実現を掲げるのなら、しっかりアピールを

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 14時40分

もっとも玉木氏は12日の代表会見で、「(不倫が)明らかになった以上、すべて包み隠さずオープンにする」と言明した。国民民主党は今年3月、セキュリティクリアランス法案に「性的行動についての節度に関する条項」を盛り込むことを提唱。防衛副大臣兼内閣府副大臣を務めた宮澤博行氏に「パパ活問題」が発覚した時、玉木氏はこれを大きくアピールした。

国会議員は公人であり、党の代表の責任は重い。しかも野党であっても政策実現の力を示すとなると、とりわけ身辺には気を付けなければならない。

2020年の結党以来、国民民主党は弱小政党ながら、独自の提案で存在感を示してきた。その姿は「実力のある地下アイドル」とも称されたが、4年の「地下活動」を経てようやく地上に出たと思ったら、わずか2週間で代表のスキャンダルが発覚――。これで終わるなら、単なる「セミ政党」にほかならない。

国民民主党がセミ政党で終わるのか、それともこの躍進を止めないのか――。それはひとえに玉木氏の進退いかんにかかっている。

安積 明子:ジャーナリスト

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