51歳男性が僅か3カ月で「奇跡の結婚」した驚く経緯 49歳の妻が見せた一世一代の決断力
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 12時0分
40歳からは実家に戻って母親と2人で暮らすようになった健一さん。父親とはほぼ絶縁しているが、母親との仲は良く、風呂掃除などを担当して一緒に暮らしていたという。一方では男友だちも子育てに忙しくて会いづらくなり、寂しさは感じていた。そんなときに背中を押してくれたのは既婚の姉だった。
「知り合いが良縁をつかめたという結婚相談所を2度もすすめられたので、姉の顔を立てるために1年だけがんばってみようと思いました」
婚活は初めてで、恋愛も20年近くのブランクがある健一さん。頭の中が若い頃のままだったのか、最初は20代の女性もマッチングの対象にしたと率直に語る。
「でも、まったくマッチングしませんでした。40代後半の男性が20代女性と会いたい場合、年収1000万円以上はないと無理なのだそうです」
現実を知った健一さんは対象年齢を45歳以上に大幅修正。すぐにマッチングし、お見合いをした2人目が恵美さんだった。
「1人目の女性とも話は合いました。でも、妻ほど話が合う人は他にいないかもと思ったんです。いや、いなくはないかもしれませんが……」
なんだか歯切れの悪い健一さん。それほどこだわりはなく、周囲に押されるとその方向に進んでみるタイプのようだ。よく言えば柔軟性があり、悪く言えば受け身である。
筆者は取材活動で多くの晩婚カップルに会ってなれそめを聞いているが、同世代のカップルの場合はほとんどと言っていいほど女性のほうが結婚に積極的である。「この人!」と見定めたらなりふり構わずに確保し、スピード感を持って物事を進めている。よほどモテる女性でない限りは、そのような判断力と実行力がなければ同世代の男性との結婚は難しい。出会いまでは各種サービスを活用できるが、相手と向き合って具体的に物事を進めるのは自分しかいないのだ。
健一さんと恵美さんも例外ではない。マッチングをした月に最初のデートをして、「お付き合いしてください」と言ったのは健一さんのほうだ。しかし、2度目のデートで結婚について話題にして、お互いの両親に会う段取りまで進めたのは恵美さんである。
健一さん、婚活わずか3カ月で結婚
翌々月には実際に両親に挨拶をし、その翌月には「恵美さんの誕生日に合わせて」という名目で婚姻届を提出した。健一さんのほうは結婚相談所に入会してからわずか3カ月後のことだ。
「もう少し交際期間があって、半年後のクリスマスぐらいに結婚かなと思っていたのですが……」
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