48歳で第一子、今や「4児の父」になった男性の日常 習い事に幼稚園、塾講師業…分刻みの毎日を紹介
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 7時45分
23人に1人――。
妻との間に第一子が生まれた男性のうち、45歳以上の男性の割合だ。まだまだ多数派ではないが、20年前の「67人に1人」に比べ、格段に増えている。(厚生労働省「人口動態統計」2003年、2023年報を基に筆者集計)。
アラフィフからの子育て、と聞くと「経済面、体力面ともに大変そう」とネガティブに捉える人も少なくない。しかし、当の本人たちはどのように感じているのか。
本連載では、45歳以上で「パパデビュー」した男性に、リアルな子育てライフを聞く。
今回は、前編に引き続き、現在4児を育てる後藤高浩さん(58歳)にお話を聞いた。
前編『「不幸だった」40代無職独身から4児の父になるまで』
体力勝負な後藤家の日常
後藤さんの1日は、4人の子どもたちのスケジュールを中心に回っている。
【写真】「どこに行ってもおじいちゃんと間違えられる」後藤さんがとった対策はこちら
朝は全員6時40分に起床。急いで朝食を妻が用意し、小学校に通う子どもたちは7時半過ぎに家を出る。末っ子は自宅から徒歩4分の幼稚園に通っているので、後藤さんが8時半に登園させる。
いったん帰宅して塾に向かう。授業は夕方から始まるため、午前中は事務仕事や面談などをする。
その間はベリーダンサーの妻もダンスの仕事をこなし、15時台には夫婦2人とも帰宅。末っ子のお迎えに幼稚園へ行き、帰宅する小学生たちを迎える。その後、後藤さんは再び塾へ向かい、21〜22時ごろに帰宅する。
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「妻も英語の授業を受け持っているので、私と妻の授業の時間ができる限り被らないようにして、妻が授業のときは私が帰るようにしています。それでも、どうしても重なってしまうこともある。そういうときは義母に頼ることもあります。
また、3人の小学生たちは私の塾に加えて、ピアノやダンス、野球などの習いごともしています。やりたいことは、なるべくやらせてあげたいので。
子どもが自分で行ける場所にある教室や、親が送迎できる時間帯で教えてくれるところを選んでます」
土日の過ごし方も聞いた。
「土日も授業があるので、基本的には同じような感じです。特に、日曜は妻のベリーダンスの出張が入ることも多くて、時には数日間の海外出張に行くこともあります。そういうときはできる限り子どもの晩ご飯の時間に授業が入らないようにしています」
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