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中森明菜「2024年の復活劇」でファンに与えた衝撃 今年はたくさんの歌声と元気な姿を披露してくれた

東洋経済オンライン / 2024年12月24日 9時0分

公式YouTubeチャンネルで、歌う姿を披露している中森明菜(画像:本人の公式YouTubeチャンネルより)

中森明菜復活。2024年はまさに、それを実感できる1年だった。

【写真】中森明菜、可愛すぎる「現在の姿」

遡ること1年前、2023年12月17日から嬉しい予感はあった。ミッツ・マングローブがMCを担当する「中森明菜 オールタイムリクエスト」(ニッポン放送)に、実に9年ぶりに、音声で出演したのだ。

「ずっと聴いててください。切らないでください。切らないで!」

昔と変わらない、か細く高い、アニメのキャラクターのようにかわいい声。番組は、ネットやメールではなく、電話リクエストという形をとったことで1980年代の空気がブワリと押し寄せ、泣きながらリクエストをするファンも出る、熱い内容となった。

ようやく見られた明菜の姿

さらにその1週間後の12月24日には、X(旧Twitter)に、

「いつも応援してくださるファンのみなさまへ。クリスマスプレゼント…とは言えないかもしれませんが…レコーディングの様子をお届けしますね。みなさまにとってステキなクリスマスとなりますように…!あきな」

というコメントがアップ。中森明菜公式チャンネルが開設され、告知通り『北ウイング-CLASSIC-』のレコーディング映像が公開されたのである。

2014年のNHK紅白歌合戦以来、9年ぶりに中森明菜が歌う姿を、動画でではあるが、やっと、本当にやっと見ることができたのである。

ピアノと弦楽器の音に乗り、耳をなでるような美しい声が響いてくる。時折右手が、マイクを持つような仕草になっている。歌詞を静かに置くように歌うその姿に、息をのみ、見惚れ、聴き入った。あの日からもう丸1年が経つ。

遡れば、Twitter(現X)に「中森明菜@akinan_official」というアカウントが立ち上がったのは2022年8月30日。デビュー40周年を迎え、再始動に向け新たな個人事務所を設立したという嬉しい報告が直筆で書かれていた。ただ、同時に体調がまだ追いつかないことも記されていた。

「ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです」

という一文に、焦らずゆっくり待とう、と思った人も多かったことだろう。幾度となくトラブルや体調不良で活動休止を余儀なくされてきた中森明菜。SNSでも「明菜ちゃんが元気ならそれでいい」といったコメントをいくつも見かけた。姿を見るのは先でもいい、これまでも待ったのだから、ゆっくり待つ、と。

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