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「おせちやお年玉は不要」"仕分けた"人たちの本音 変わる年末年始…今後も"生き残る風習"は?

東洋経済オンライン / 2024年12月27日 9時0分

そして初詣(必要66%・不要34%)に関しては、今なお年末年始における最大の習慣と言ってよさそうです。

今回はここ1週間で集めた限定的なアンケートをベースにしましたが、風習のほとんどを「不要」とみなす人がいたように、かつてより「年末年始という時期への特別感が薄れた」という人が多いのかもしれません。

これは風習に限った話ではなく、テレビ番組でも年末年始限定の特番は「NHK紅白歌合戦」などのごくわずかに減り、レギュラー番組の特番が多くを占めるようになりました。

「年末年始でも特別なことはせず、自分の好きなものを自分らしく楽しむ」という人が増えたのでしょう。

逆説的に言えば、だからこそ、この時期ならではの風習を楽しもうとするのか。それとも、楽しもうとしないのか。この先もその個人差はさらに広がり、「多くの人がかかわる国民的な風習というより、一部の人々が楽しむ伝統的な風習として残っていくものが多いのだろう」と思わせられたのです。

木村 隆志:コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

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