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バイクからトラックまで乗り物見聞録的2024総括 ロールス・ロイスからコンセプトカーまで試乗

東洋経済オンライン / 2025年1月12日 14時0分

ロールス・ロイス「スペクター」に試乗する筆者(写真:三木宏章)

ポストコロナ期やEV(電気自動車)の普及、さらに年末には本田技研工業と日産自動車の経営統合検討など、歴史的な変化が起きた2024年。今年の顔となる1台として、日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025にはホンダ「フリード」が選ばれた。そんな2024年に純粋に乗って楽しかったクルマ、さらに2025年に注目すべきクルマを「東洋経済オンライン自動車最前線」の書き手たちに独断と偏見で選んでもらった。

2024年もたくさんの乗り物たちに試乗した。交通コメンテーター・西村直人が注目したのは、新型四輪車、プロトタイプの四輪車、新型大型トラック、新型二輪車、プロトタイプの二輪車、特定小型原付だ。

【写真を見る】4800万円超のロールス・ロイスからGRカローラ、コンセプトモデルに大型トラック、さらに二輪まで(37枚)

【写真】4800万円超のロールス・ロイスからGRカローラ、コンセプトモデルに大型トラック、さらに二輪まで2024年の試乗を振り返る(37枚)

ロールス・ロイス「スペクター」

2023年6月に日本で発表されたロールス・ロイス初のBEV「スペクター」(4800万円~)に、2024年4月、公道で試乗した(東洋経済オンライン「ロールス・ロイス初BEV『スペクター』にある安心感」)。最大の特徴は、内燃機関エンジンを搭載している既存のロールス・ロイスと同じ走行性能をBEVで実現したことだ。どんな場面でも車内は静寂が保たれ、優雅に、そして滑らかに走る。

駆動方式は4WD。前後輪それぞれに同期型電動駆動モーターが備わる。駆動モーターは前:190kW/365N・m、後:360kW/710N・mを発揮するが、システムとしての出力/トルクは430kW/900N・mの内燃機関に相当する値(詳細は非公開)になるよう緻密に制御される。

搭載する2次バッテリーは102kWhで、充電時間は195kWのDC(高速充電)では34分間で10→80%までの充電が可能で、100km走行ぶんの充電ならば9分以内で完了する。一充電あたりの走行可能距離はWLTP値で530kmだ。

トヨタ「GRカローラ」

TOYOTA GAZOO Racing(TGR)から送り出されるスポーツモデル「GRカローラ RZ」。2022年4月に世界初披露され、同年12月に500台が抽選方式で販売された。同時に、2シーター化(通常モデルは5人乗り)による軽量化や、エンジントルク特性やギア比の変更による走行性能の向上が図られた「GRカローラ モリゾウエディション」も70台用意された。いずれも瞬く間に完売。続く2023年8月、一部改良とともに2回目の抽選(計550台)が行われ、今にいたる。

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