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原宿「意識高い系フードコート」で出会う未知の味 東急「ハラカド」は若者の楽園、だが意外にも…

東洋経済オンライン / 2025年1月12日 9時20分

今回は「ハラカド」のフードコートを訪問。若者の街・原宿に誕生した新名所の「食の実力」やいかに(筆者撮影)

ライター・編集者の鬼頭勇大さんが、様々な街のフードコートを訪れる本連載。

今回は東京渋谷区神宮前にある商業施設「ハラカド」内にあるフードコートを訪問します。

今回は、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿(ハラカド)」にあるフードコートを訪問する。

【画像29枚】おしゃれな若者向けだと思いきや…ハラカド「フードコート」はこんな感じ

ハラカドは2024年4月、明治通りと明治神宮への表参道が交差する神宮前交差点にオープン。これを機に、はす向かいにある東急プラザ表参道も「オモカド」へと改称している。

東急不動産によると「かど」と読む漢字である「角」「門」「才」にちなみ、原宿と表参道が交わる神宮前交差点という「角」で、さまざまな「才」のある人が出会い、新しい文化への「門」となる場所としてハラカド・オモカドを位置付けている。

単なる商業施設としてだけではなく、地域のアイコンとしてかなり気合いの入った施設のように感じるが、果たしてどんなフードコートがあるのか。実際に行ってみよう。

地名が消え、トレンドも変遷する中で「クレープ」は強い

「KAWAii」カルチャーを中心に、日本のファッション、そして若者文化の発信地として知られる原宿。

【画像29枚】おしゃれな若者向けだと思いきや…ハラカド「フードコート」はこんな感じ

一方で、近隣エリアの表参道同様に、現在地名としての「原宿」は存在しない。住所表記でいうと、原宿が該当するのは「神宮前」である。

ただ、表参道とは異なり以前は「原宿」という地名が存在した。

2013年に『NIKKEI STYLE』が掲載した記事『東京五輪が消した町 原宿・御徒町・田町・汐留…』によると、宿場町だったことが原宿という地名の由来だという。

1962年に原宿が"消滅"、その背景

地名としての原宿が消滅したのは1962年に施行となった「住居表示に関する法律」がきっかけだ。周辺の地名とどれを残すかで意見が分かれた結果、明治神宮にちなみ現在の「神宮前」に落ち着いたとされる。

そんな原宿の駅といえば、JR山手線の原宿駅、ならびに東京メトロ千代田線・副都心線が乗り入れる明治神宮前駅である。中でも1906年に開業したJR原宿駅は、1924年に完成した旧駅舎がながらく使用されており、外国人からも人気を博していた。

一方で駅の老朽化、さらに国内最大級の毎年300万人超が訪れる初詣シーズンの混雑が課題であり、東京五輪に合わせてリニューアルすることに。

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