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松屋が「本気のガチ中華」で投入した商品の"正体" 「中華一番」の作者も唸る「水煮牛肉」の実力

東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時40分

松屋の期間限定メニュー「水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~」が「マジで辛い」と話題を呼んでいる(写真:Ryuji/PIXTA)

松屋で1月7日から期間限定メニューとして発売された「水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~」が話題を呼んでいる。

【画像11枚】辛すぎるけど食べてみたい!松屋「水煮牛肉」(1180円)はこんな感じ!

「水煮牛肉」は「シュイジューニューロー」と読み、中国・四川の伝統的な料理だ。松屋の同商品が「チェーン店なのにこの辛さはヤバイ!」と物議を醸している。

中華料理をテーマに少年たちの成長を描いた大ヒット漫画「中華一番」の作者、小川悦司氏も「水煮牛肉」を実食し、その感想をXでポストしている。

中華料理漫画の大家も唸らせるこのメニュー。これ以外にも、多くの人がネット上で「水煮牛肉」の感想を投稿している。

味はもちろんのこと、大手飲食チェーンの松屋がここまで尖ったメニューを商品化した背景も気になるところだ。

「マジで辛い」の前評判に臨戦態勢で実食

早速、松屋へと足を運んだ筆者。店頭には、大きな垂れ幕がかかっていた。

【画像11枚】「深紅のスープ」「どう見ても辛そうだが…」 松屋の「水煮牛肉」はこんな感じ

松屋にとって推し商品なのが伝わってくる。

期待に胸を膨らませ、店内へ。

とにかく辛いと聞いていたので、念のためすぐにお冷のお代わりが注げるよう給水機の近くの席を確保し、料理の出来上がりを待った。

すぐに「水煮牛肉」が到着

こちらが「水煮牛肉」、ごはん並盛で1180円。見るからに辛そうな深紅のスープの中に、牛肉、キャベツ、玉ねぎが入っている。

輪切りの唐辛子やホールの山椒も大量に浮かんでいる。なおネットの事前情報で生卵があると辛さが中和されるということで、生卵もセットで付けてみた。

同商品の可食部はどこまでなのか迷うところだが、店頭の看板には「スープは香り、具材を味わう、それが本当の楽しみ方」という文言がある。

食べ方もイマイチわからない料理、スマホで検索しながら実食!

そもそも四川の「水煮牛肉」はスープの中から牛肉やキャベツを引き上げて食べるのが一般的とのことで、それに倣って食べた。その際、なるべく唐辛子や山椒も払い落とすように気を付けた。

噂に違わず辛い。刺すような辛さがすぐに口の中を襲ってくる。しかし、辛いスープのおかげでキャベツの甘さが際立った。「キャベツってこんなに甘いんだ」と実感するいい機会だった。

筆者は辛さについては弱くもないが強くもない程度だと自負しているが、嫌な予感がしたのでスープを飲むのは数口にとどめた。

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