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中国「BYD」大躍進の理由は"EVじゃなかった"衝撃 アメリカでの「EV一服」は中国も例外じゃない

東洋経済オンライン / 2025年1月17日 8時0分

日本市場ではEVのみを展開してきたため、BYDといえばEVメーカーというイメージが強いが、2024年の乗用車販売の6割をPHVが占めており、「新エネ車メーカー」あるいは「世界最大のPHVメーカー」と表現するほうが正しい。

PHVはガソリン車からEVへの世代交代の「つなぎ」の車種で、「EVのほうが先進的、高い技術力が必要」とのイメージが中国でもあったが、EVがある程度普及したことによって航続距離や充電時間などデメリットが広く共有されることになり、価格や機能のバランスの良さからPHV人気が高まった。

BYDは消費者の現実的なニーズを捉えた車種展開をしていたことで、ガソリン車、EV大手のいずれもが失速する中で、100万台以上を伸ばせたわけだ。

そして最近意匠公報に公開されたBYDの乗用車が、中国で発売されているPHV車種の形状であることなどから、日本でのPHV車種投入も遠くないとみられている。

浦上 早苗:経済ジャーナリスト

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