「べらぼう」でも話題"非公開のロケ地"が凄すぎた 「つくばみらい市」に超リアルな江戸の街が出現
東洋経済オンライン / 2025年1月26日 11時0分
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の舞台は、文化の花開いた江戸の街。18世紀には人口が100万人を超えていたといわれ、当時、世界一の大都市でした。
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主人公である蔦屋重三郎が活躍した18世紀後半は、化政文化の栄えた時代。ドラマのストーリー展開はもちろん、彼の生きた華やかな江戸の風景や人々、彼のフィールドであった吉原や日本橋が、ドラマでどう描かれるのか、とても楽しみです。
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そうそうたる作品のロケ地となった名所
では、『べらぼう』をはじめとした大河ドラマの撮影が行われるのは、どのような場所なのでしょうか。歴代大河ドラマのロケ地として知られ、ドラマの「撮影協力」のテロップでもよく見かけるのは、「ワープステーション江戸」(茨城県つくばみらい市)です。
東京からも比較的近く、最寄り駅の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線の「みらい平」駅は、秋葉原や浅草から直結。同じく大河ドラマロケの定番である京都の撮影所や寺社仏閣と比較して、日帰り圏内であることが特長です。
戦国時代の時代劇や明治時代から昭和までの撮影が可能なオープンセットで、最近でも数多くの映画やドラマが撮影されています。
たとえば映画作品では、代表的なものでも、『るろうに剣心』(2014年、2021年)、『信長協奏曲』(2016年)、『銀魂』(2017年、2018年)など。
ドラマでは、江戸時代を描いた今作はもちろん、同じくNHKの作品では、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)、『青天を衝け』(2021年)、『どうする家康』(2023年)、『光る君へ』(2024年)、連続テレビ小説では『とと姉ちゃん』(2016年)、『エール』(2020年)、『らんまん』(2023年)、スペシャルドラマ『坂の上の雲』(2009年〜2011年)などが撮影されました。
民放作品でも、『天皇の料理番』(2015年)、『仁』(第1期/2009年)なども同地が使用されています。
このラインナップだけでも、戦国時代から昭和まで、さまざまな時代に対応できるロケ地であることがわかります。
実は「コスプレの聖地」でもある
このオープンセットは、日頃撮影所として稼働していることから、2020年以降、観光客向けの一般開放は行っていないのですが、時期によって、中に入ることのできるイベントなどが開催されています(掲載画像はすべて、2024年のコスプレイヤー向けイベント時に撮影)。
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