婚活中男女が一度は直面する「スキンシップ」の壁 乗り越えないと先はないが、タイミングも重要
東洋経済オンライン / 2025年1月30日 10時0分
そして活動から半年後、今の妻に出会い、成婚退会していった。あれから2年経ち、もうすぐ一児の父となる。
結婚相談所での交際において、“触れ合い”はとても大切だと、筆者は思っている。よしゆきから手をつながれて違和感を覚えたさえ、うれしくなって心が温まったりえ、それが相手に対する気持ちの答えになった。
ただ、先述もしたが、結婚相談所において男女の関係になることは“成婚”とみなされる。これも結婚相談所を“男女の遊び場”にしないために、必要なことだと思っている。
そこで大切なのは、触れ合ったときに相手がどんな反応をするか、ではないだろうか。触れ合った後に交際終了が来ることがあるかもしれないし、2人の距離感がより縮まる結果になるかもしれない。
触れ合うきっかけはさまざま
よく男性会員から、「どうやって触れ合うきっかけをつかんだらいいか」と聞かれることがあるが、筆者は次のようなアドバイスをしている。
冗談を言いながら軽く肩を叩く。飲食店のカウンター席で食事をして、一緒にメニューを覗き込んだときに、少し肩や頭を近づけてみる。目的地に向かって歩いているときに、「こっちだよ」と軽く背中をトンと触れてみる。
ボーリングなどのゲームをしたときに、いい結果が出たら、「やったね!」とハイタッチする。階段や段差のある場所、遊園地で乗り物に乗るときに、「気をつけてね」と優しく声をかけながら手を差し伸べる。
こうしたシチュエーションから、手をつなぐ関係に進展させてはどうか。
“触れ合い”は2人の関係を図るリトマス試験紙になるので、それぞれが工夫をしながらチャレンジしてみてほしい。
鎌田 れい:仲人・ライター
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