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松屋で新登場「380円・たまごモーニング」の実力 全店で一定のクオリティを出せたらすごいことだが…

東洋経済オンライン / 2025年2月1日 7時50分

溶き卵をふんわり焼いてシュレッドタイプのとろけるチーズを載せ、表面を半熟に仕上げたスパニッシュオムレツのような卵焼きを白ご飯の上に載せる。

1000店舗以上ある「松屋」の全店舗で品質を保てるクオリティのオペレーションを考えたのだとしたら、本当にすごいことです。

税込み380円と手頃な価格のメニューが追加されたことで「普段は玉子かけご飯か得朝牛皿定食だけど、今日は目先を変えてとろっとたまご丼にしてみよう」と選択肢が増えて、常連客にとっては嬉しい限りです。

客層の変化を感じる朝

今回訪れたのは、駅から少し離れた路面店。大通りに面しており人通りは多いものの、まわりに大きなビルなどはなく、今まで利用していた駅チカの「松屋」と比べると少しさびれた立地です。

平日朝10時すぎに入店した際の利用客は10人ほど。回転が早いので、筆者が1時間ほど滞在するなかで、20人程が出入りしました。

今まで当コラムでは3回「松屋」を紹介しているのですが、毎回「男性客しかいませんでした」と書いていたのですが、今回はバラエティに富んでいました。

ほとんどが男性の1人客ではあるものの、女性の1人客や、老夫婦、外国人の親子連れなどもチラホラ。

立地や時間帯もあるのかもしれませんが、店の中央に半円の巨大カウンター席ドーンという他の利用客が丸見えのレイアウトではなく、仕切りで目隠しされたカウンター席や、テーブル席にリニューアルされていたり、店の作りにも変化が見られます。

また、「シュクメルリ鍋」や「水煮牛肉」など、SNSで話題になるメニューが増えて「松屋は牛丼だけじゃない」というイメージの変化も関係しているのかもしれません。

変化し続ける、いや進化し続ける松屋のすごさをも、味わうことになった朝なのでした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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