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話しかけたらアプリが連携「Galaxy S25」の新AI 検索結果を自動的にカレンダーに登録できる

東洋経済オンライン / 2025年2月4日 10時0分

サムスン電子が発表したGalaxy S25の最上位モデルにあたるGalaxy S25 Ultra。この機種のAI関連機能をチェックしていく(筆者撮影)

ネットで検索した結果を自動的にスケジュール登録できたり、周辺の情報をメッセージで送信したりといったことが可能になるーー。そんなAI機能が追加された新しいGalaxyが2月14日に発売される。

【画像】イベントの予定を調べてカレンダーに登録するような指示を出したところ、検索結果が自動的にスケジュールとして登録された

「Galaxy AI」が大きく進化

サムスン電子は、同社のフラッグシップモデルにあたる「Galaxy S25」シリーズを、1月23日に発表した。日本では、標準モデルの「Galaxy S25」と、最上位モデルの「Galaxy S25 Ultra」が発売される。ドコモ、KDDIが取り扱うほか、同シリーズからソフトバンクも約10年ぶりにGalaxyを販売。iPhoneやPixelと同様、大手3キャリアに導入される形になった。また、サムスン電子自身もSIMフリーモデルを発売する。

Galaxy S25の特徴は、「Galaxy AI」と名づけられた機能が大きく進化したところにある。グーグルとも提携し、他社に先駆けてGeminiの最新機能となるアプリ連携を盛り込んだ。これを使うと、ネットで検索した結果を自動的にスケジュール登録できたり、周辺の情報をメッセージで送信したりといったことが可能になる。また、画面に表示した内容に合わせた機能を提案する「AIセレクト」も、Galaxy S25の目玉になっている。

こうした機能は、AIが秘書的にふるまうことから「AIエージェント」と呼ばれる。では、Galaxy S25シリーズに採用されたアプリ連携やAIセレクトなどの新機能は、どの程度実用的に使えるのか。2月14日の発売に先立ち、実機を触ってそれぞれの機能を確かめてみることができた。その利便性や、使い方のコツなどを解説していきたい。

話しかけるだけでアプリ同士が連携する

2024年から、AndroidへのGemini搭載が始まっているが、その用途はどちらかといえば疑問に思ったことを聞くのが一般的だった。Gemini以前から提供しているGoogleアシスタントの機能を取り込み、家電のコントロールなどはできるようになったものの、使いどころは限られていた。Galaxy S25では、そのGeminiの役割が広がる。

サムスン電子とグーグルが目指したのは、AIエージェントとして動作することだ。その一環として、Galaxy S25に搭載されるGeminiは、アプリをまたがった操作を実行できるようになった。ネットで検索した結果を「Samsung Notes」というメモアプリに保存したり、Googleマップで調べた情報をメッセージアプリで家族や友だちに送ったりといった複雑な操作もこなせる。

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