岡田将生語る「人生豊かにするために休息も必要」 「虎に翼」「ゆきてかへらぬ」など話題作続く
東洋経済オンライン / 2025年2月6日 14時0分
30代半ばになり、人間性にも芝居にも円熟味が増す俳優・岡田将生。デビューから今年で19年、これまでにもエンターテインメントシーンの第一線で活躍を続けてきたが、2024年は朝ドラ『虎に翼』、大ヒット映画『ラストマイル』、ドラマ『錦糸町パラダイス』『ザ・トラベルナース』など世の中的な話題作に立て続けに出演し、存在感を示した。
なかでも『虎に翼』では、イケメン好青年というこれまでの役柄のイメージとは異なる、歳を重ねた大人の重厚な父親像を体現。中堅に差し掛かる俳優として、新たなステージに踏み出すと同時に、その芝居が高く評価された。
そんな岡田将生の2025年最初の映画作品は、大正時代の濃密な人間関係のなかに狂気が宿る3人の、破滅的な愛を描く文学的作品『ゆきてかへらぬ』。女性の社会進出や自立をテーマのひとつとして内包する本作は、『虎に翼』にもつながる社会性と現代へのメッセージが色濃くにじむ。
次なるフェーズへの第一歩となる本作への向き合い方から、役者としてのこれまでといまを聞くと、「居場所がなくなる怖さと常に隣り合わせ」という厳しい世界に生きる本音を語ってくれた。年齢と経験を重ねて移り変わる生き方を掘り下げる。
『とらつば』や『ラストマイル』など話題作に出演
――2024年は朝ドラ『虎に翼』、映画『ラストマイル』をはじめ、世の中的な話題作にいくつも出演し、存在感を示していました。出演作を決める“選球眼”も岡田さんの実力のように感じます。
僕にはそんなものないと思います(笑)。脚本には必ず目を通していて、やりたいと思う作品か、または、一緒に仕事をしたい人の作品か。それだけです。ヒット作と呼ばれる、多くの方に見てもらえる作品になるかは、後から付いてくるものであって、たまたま2024年はそういう形が多くなりました。幸運だった年だと思います。
――岡田さんがヒットの立役者のひとりになっていたように思います。
昨年の作品との巡り合いのなかで感じたのは、やはり自分が携わった作品をたくさんの方に見てもらいたい気持ちが強くあって、見てもらってこそ仕事が成立するということ。
そして、その作品も僕の仕事も、いろいろな形で世の中に伝わっていくことを知りました。今後はそういうことも念頭に置きながら、仕事に活かしていきたいと考えています。
――厳しい競争社会の芸能界でスターと呼ばれる人や、第一線で活躍を続ける人は、作品選びの部分が秀でているようにも感じます。
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