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「終活は60歳からがいい」と禅僧が勧める深い理由 「お金の相続」より大切な「心の相続」

東洋経済オンライン / 2025年2月7日 8時30分

もちろん、あなた自身のことも書き残しておかなければいけません。

その手段として「エンディングノート」や「自分史」があります。

一般的にエンディングノートというと、通帳やハンコ、保険証などの貴重品類はどこにしまってあるか、最期を迎えたいのは自宅か病院か、亡くなったら誰に連絡するべきか等、死後の事務処理をスムーズにするための情報をまとめたものですが、遺族に伝えたい、心を込めたメッセージをしたためるのもよいでしょう。

自分史は、いわば自分の生きた証を残すことです。

というと大袈裟ですが、気負う必要はありません。

故郷のことや、幼い日々のこと、両親の思い出、打ち込んできた仕事のこと、家族との幸せな日々、苦しかった時期をどう乗り越えたか、追い求めていた夢のこと、縁のある人への感謝の気持ちなどを、率直に書けばいいのです。なかには、文章ではなく映像に残す方もいます。

あなたは、あなたの生涯をどんなふうに語り継いでもらいたいですか。

枡野 俊明:「禅の庭」庭園デザイナー、僧侶

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