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なぜか仕事に困らない人が実践「キャラ付け」の妙 スキルの掛算で誰でも1万人に1人の人材に!

東洋経済オンライン / 2025年2月7日 10時40分

仕事に困らない人が実践する“キャラ付け”について解説します(写真:YAMATO/PIXTA)

一口にフリーランスと言っても、仕事に恵まれない人と、仕事が途切れない人がいます。何が違いを生むのでしょうか?

本稿では、仕事に困らない人が実践する“キャラ付け”について、『フリーランスビジネス大全 ゼロから月収100万円を達成する完全攻略ロードマップ』より一部抜粋してお届けします。

フリーランスになりたい人は、まずは1万人に1人の存在になることを目指しましょう。たとえば、世の中にWebデザイナーは多いですが、その中でどうしたら自分が1万人に1人のデザイナーになれるかを考えてみてください。

【もっと読む】なぜか仕事が途切れない人の「自己紹介」の鉄則 最強のプロフィールを作る6つのポイントとは

この話を聞いて、「そんなのは自分には無理」と感じるかもしれません。確かに自分の中に1万人に1人の才能や強みを見出すのはかなり難しいでしょう。

ただ、私が個人や企業のリブランディングを手掛ける際、クライアントが人気者になったり、仕事の依頼が増えたりするための戦略として、この「1万人に1人」を目指すアプローチが効果的であることを実感しています。

しかし、当然ながら一発でそのレベルに到達するのはほぼ不可能です。たとえば、オリンピックやサッカーの日本代表選手や政治家のようなレアな肩書きを持つ人に会うと、尊敬の念を抱き、仕事を頼みたくなります。しかし、ほとんどの人は政治家や日本代表にはなれません。

スキルの掛算で唯一無二を目指す

では、どうするか。私が推奨するのは、「1/30」×「1/30」×「1/30」の理論です。

例えば、あなたが小学生の時、30人のクラスで1番足が速かった、絵が上手かった、笑いを取るのが得意だった、などの才能や強みを思い出してみましょう。

これらの「1/30」の才能や強みを3つ掛け合わせることで、1/27000という特別な存在になるのです。しかし、もしクラスで1番の強みが3つもないという人でも、例えば100人の中で1番の強みが2つあれば、それでも1万人に1人の存在になります。

このように、複数の強みを掛け合わせることで、他の大勢とは違う、あなた独自の突出した強みを得ることができます。例えば、デザインが得意なだけでは多くの人と差別化できませんが、デザインとライティング、さらにはコミュニケーション能力を掛け合わせることで、ユニークなコンセプトやアプローチを作り出すことができます。

また、この理論は自分の強みを見つけるために役立ちます。これまでの人生を振り返り、「これなら自慢できる!」と思う3つの強みを探してみましょう。その中の1つがデザインやライティングかもしれません。それらにどの要素をプラスすれば、唯一無二のコンセプトになるかを一緒に考えていきましょう。例えば、特定の分野に特化したデザインや、特定のテーマで魅力的なライティングを行うことができれば、あなたの強みがより際立つことになります。

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