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JR中央線・武蔵境「ベタすぎ」フードコートの魅力 ベタかつ、これぞベストな店のラインナップだ

東洋経済オンライン / 2025年2月8日 8時30分

武蔵境にあるイトーヨーカドー、その地下にあるフードコートへ(筆者撮影)

ライター・編集者の鬼頭勇大さんが、さまざまな街のフードコートを訪れる本連載。

今回は「イトーヨーカドー 武蔵境店」内にあるフードコート「Musashi-Sakai Food Square」を訪問します。

「吉祥寺」の陰に隠れがちな「実は住みやすい街」

やや唐突だが「住みたい街」と聞いて皆さんが思い浮かべるのは、どこだろうか。このテーマについて、不動産関連企業が数多く調査結果を発表しているが、中でも都内屈指の人気を誇るのが「吉祥寺」である。

【画像28枚】ベタだが、ベストな顔ぶれかも? ヨーカドー武蔵境店のフードコートはこんな感じ

例えば、大東建託の「街の住みここち&住みたい街ランキング」最新版である2024年調査では、吉祥寺が「住みたい街(駅)」として6年連続の首位を獲得。リクルートの「住みたい街ランキング(首都圏版、駅別)」でも、首位ではないもののトップ3の常連である。

そんな人気の街・吉祥寺が属する自治体は「東京都武蔵野市」。そしてこの武蔵野市に同じく属している駅が、今回のフードコートがある武蔵境だ。

【画像28枚】ベタだが、ベストな顔ぶれかも? ヨーカドー武蔵境店のフードコートはこんな感じ

今回の目的地、イトーヨーカドー 武蔵境店から最寄りの武蔵境駅は、JRの中央本線、ならびに西武鉄道の多摩川線が乗り入れている。吉祥寺まで近いだけでなく、新宿までも20分圏内と都心部へのアクセスが良い。

鉄道の利便性だけでなく、駅の南北両方にバスターミナルがあり、小田急であれば狛江、京王線であれば府中など、他の鉄道駅へも公共交通機関を使ってアクセスできる。

商業施設も緑も充実 「中央線らしさ」とベッドタウンの境

武蔵境、住所でいえば武蔵野市境の由来は諸説あり、同エリアを江戸時代に開発した「境本」という人物の名前から取った説が有力とされる。

由来はその通りかもしれないが、個人的には中央線らしさが色濃く流れるエリア、そして23区から外れた自然も残る多摩地域の郊外との「境」というのがしっくりくる。

中央線といえば、沿線に流れる「カルチャー」な空気が人気を博す。先述の吉祥寺はもちろん、その他武蔵境より都心部側に位置する中野に高円寺、荻窪などは若者が多く、文化人も多く住むことで知られる。

一方、武蔵境から高尾に向かって東小金井、武蔵小金井などはファミリー層も多く住む、ベッドタウン的な立ち位置である。

その境にある武蔵境には、中央線らしさと郊外の景色、両方があり住みやすさを感じる。

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