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「視力の低下」4つの分類と"今すぐできる"対策法 まずは「セルフ問診チャート」で改善法を探る

東洋経済オンライン / 2025年2月9日 14時30分

日本人の7割以上は「近視」に該当するという(写真:aijiro/PIXTA)

中年期に入ると「目の悩み」を感じ始める人も増えてきますが、最適な視力改善方法を探るためには、まずは自分が抱えている「症状」を把握する必要があると、株式会社ブライトアイ代表の平賀広貴氏は指摘します。

そんな平賀氏が分類した目の不調の4つのパターンと、それぞれの対応策について、同氏の著書『最新の視力研究で導き出した 何歳からでも目がよくなる方法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「自分の目に合った」改善法を見つける

本稿では、あなたに合った最適な視力改善方法を探るために、「セルフ問診チャート」をご用意いたしました。

【チャート図】「自分の目に合った」改善法が見つかる「セルフ問診チャート」

◎ 眼鏡やコンタクトレンズの道しかないと思っていた


◎ 目の疲れがひどくて、視力も落ちてきた気がする
◎ 試してきた視力改善法の効果をいまいち実感できていない

こんな方は特に、それぞれの症状と対策を知ることで、より効果的に視力改善のアプローチをすることができます。下のチャート図をご覧ください。ご自身の目がいまどんな状態なのか、スタートから順に、質問にイエス、もしくはノーで答えていってください。悩んでいる視力低下の根本原因と、当てはまる症状がわかります。

※これは視覚が十分に発達した大人の方向けのチャートです。20歳未満の方は視覚が未発達であり、これから柔軟に変化していく可能性があります。

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

いかがでしょうか? どういったものが見えて、何が見えていないのかなど、単純な視力の数値だけではわからない状態まで把握することで、どんな対応策が一番いいのかが見えてきます。

それによって、効果がなかったり、効果が限定的なものに手を出すことも防ぐことができ、あなたの大切な時間を無駄にせずに済むはずです。

では、それぞれの結果について、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

問診結果①太陽光不足の近視タイプ

「網膜機能を向上させる取り組み」にたどり着いたあなたは、「太陽光不足」で視力が低下している可能性があります。

眼球の奥には、網膜というシート状に広がる膜があります。そこにある「視細胞」という光を感じる細胞が、視神経を通じて脳に信号を送り、その信号を脳が認識することで、画像が見えています。

網膜の機能は視覚感受性期に発達し、6~10歳ぐらいまでに決まるとされていますが、それまでに強い光を浴びることで活性化する特徴があります。つまり、人間の体は太陽光を浴びることが前提で設計されているのです。

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