1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

相席屋の「1対1業態」タダ飯なし30歳男が見た現実

東洋経済オンライン / 2026年2月14日 7時0分

着席すると、相席する女性が到着する前に、QRコードから注文を頼むよう指示されるが、メニューはまさかのドリンクのみ。これは「タダ飯目的」の来店を抑え、真剣に出会いを探す女性の来店率を上げる狙いがあるそうだ。

30代女性2人と相席

かれこれ数分経つと、1人目の女性と相席する。33歳の会社員で、結婚を前提とした付き合いを求めているという。これまで相席業態に行った経験もあるが、1対1専門のほうが身の丈に合っているようだ。

「普通の相席業態に行っても、同席するのは20代ばっかで、大学生3人組を付けられたこともあった。こっちとしても『違うなー』と思っているのに、向こうから席替え(相席したい相手を変更すること)されて気分も下がる。THE SINGLEではこれまで30~40人ぐらいと相席したけど、40代も何人かいて安心する」と話す。

2人目は、32歳の不動産事務を勤める会社員で、これまで80人以上と相席してきたガチ勢だ。「結婚相談所の月額料金を払うのが馬鹿らしいので」と呆気らかんに喋る。

「THE SINGLEとアプリを併用する形で婚活している。いまはPairsとかtappleも、AIが性格相性診断で相手を絞り込んだり、メッセージを考えてくれたりするけど、やっぱ直接会うと違うと感じることも。

THE SINGLEは来たらとりあえず会えるし、相席屋に比べたらお付き合い前提で考えている人が多いから、無料で利用できる立場としてはちょうど良い。ただ、その後実際に会った人は2〜3人だけど」と話す。

アプリは手軽に思える一方、約束を取り付けるまでやり取りが発生し、実際に会うと温度差を感じるパターンも多い。これがTHE SINGLEであれば、お望みでない異性がついても、20分でその場を切り抜けられる。無駄な遠回りや気疲れをしないのも魅力のようだ。

女性との相席が終わると、またひと仕掛けが入る。相席した相手を星5つでレビューするのだ。

この評価は次回以降、相席した相手に表示されるため、利用者もマナー意識が働く。他にも、最低評価の星1を2回連続でつけられた方は強制退会させられたり、一定の評価値を超えると婚活イベントの参加資格が与えられたりと、良質なユーザーが集まるよう手を凝らす。

その後、意中の異性には、専用アプリを通じて、1週間限定でメッセージが送れる。ちなみに筆者は、平均星3.5の評価がつき、送ったメッセージに返信はなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください