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ロシア国営企業 ウクライナ軍の脅威となる新型の自走りゅう弾砲を陸軍に供給「射撃管制システムをアップデート」

乗りものニュース / 2024年4月15日 6時12分

砲撃を行う2S19M1「ムスタ-S」(画像:ロシア国防省)。

ウクライナへ投入か?

射撃システムや砲塔を新しく

 ロシア国営企業のロステックは2024年4月5日、2S19M1「ムスタ-S」および2S3M「アカーツィヤ」自走りゅう弾砲の新車両をロシア軍に納入したと発表しました。

 今回ロシア軍に渡した2タイプの自走りゅう弾砲は、近代化が施されています。ムスタ-Sは、新しいデジタル自動誘導と射撃管制システムが装備されており、上空を飛ぶ無人偵察機やドローンとデータリンクし、迅速に攻撃できるようです。

 アカーツィヤは、近代化された砲塔に、高速で軽量の履帯シャーシとなっており、泥などでぬかるんだ軟弱地盤でも車体が沈むことなく、射撃が可能とのことです。

 なお、今回納入された車両数については明らかとなっていません。

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