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「魔の空白区間」片方解決!「ずっと休憩できない」圏央道に新PAが誕生 将来さらに大きく成長

乗りものニュース / 2024年4月15日 12時12分

坂東PA(内回り)の工事状況。2024年3月撮影(画像:NEXCO東日本)。

圏央道の内回りに坂東PAがオープンします。

圏央道内回りに坂東PAがオープン

 2024年4月23日正午、圏央道の内回り(神奈川方面)に新しい休憩施設「坂東PA」がオープンします。

 場所は、常総IC→坂東IC間の茨城県坂東市弓田です。

 駐車場は大型38台・小型51台・障がい者1台・二輪車4台、トイレは男性小7基・男性大5基・女性13基・バリアフリー1基、急速充電器は2口(1口最大出力90kW)が整備されます。

 また、家族トイレ1基も用意されます。子供連れを想定したもので、おむつ替えにも使えます。坂東市との連携により、“郷土の英雄”平将門公をモチーフとしたキャラクター「将門くん」が壁面に配置されています。

 なお、売店やフードコートなどはありません。

 圏央道は全線にわたりSAがなく、PAも少ないのが現状です。特に常磐道(つくばJCT)から東北道(久喜白岡JCT)にかけては休憩施設が1か所もない空白区間であり、つくば手前の江戸崎PAを過ぎると、次の休憩施設は、菖蒲PAまで約77km、東北道の上り蓮田SAまで約79km、下り羽生PAまで約87kmも離れています。

 今回開設される坂東PAは、この80km近いSA・PA空白区間を埋めるものです。ほぼ中間地点に設置されることで、SA・PAの間隔は40kmほどに縮まります。

 NEXCO東日本は「新たな休憩施設を設置することで、お客さまの安全性、利便性の向上を図る」としています。

 外回りの坂東PAについては、坂東IC~常総IC間の4車線化にあわせて引き続き整備が進められます。2023年12月までに地盤改良工事が完了しており、現在は盛土工事が進行中です。

 また、内回りの坂東PAについても、2023年10月に坂東市が地域拠点整備事業(ハイウェイ・オアシス)の整備計画を決定しており、今後、敷地に隣接して、PAと一般道の両方から入れる形で売店や公園などが整備される計画です。

 なお、圏央道では現在、途中の五霞IC付近にある道の駅「ごか」や、常総IC付近の道の駅「常総」に立ち寄れるようにする「一時退出社会実験」が実施中です。

 それぞれETC2.0搭載車を対象に、高速道路をいったん降りて道の駅に立ち寄っても通行料金を通算する取り組みが行われています。

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