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「いろんなことが起きるドラマ。まばたきもできない30分をお届けします」河合優実  ドラマ「RoOT / ルート」【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年4月1日 8時0分

「いろんなことが起きるドラマ。まばたきもできない30分をお届けします」河合優実  ドラマ「RoOT / ルート」【インタビュー】

 「ビッグコミックスペリオールダルパナ」で連載中の漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で描かれている、若手探偵コンビの奮闘劇を基にした、オリジナルストーリーのドラマ「RoOT / ルート」が、4月2日からテレビ東京・ドラマチューズ枠で放送される。本作で主人公の「愛きょうゼロの先輩探偵」玲奈を演じる河合優実に話を聞いた。

-今回、地上波ドラマ初主演とのことですが、まず意気込みから聞かせてもらえますか。

 そうですね。お話を頂いた時から感じていますが、やっぱり初主演は大きなことですし、いろんな方に見ていただきたいなと本当に思います。

-最近は、「不適切にもほどがある!」(TBS系)の純子役がとても評判になっていますが、今回も割と癖があるというか、「19歳で愛きょうゼロの先輩探偵」という役ですが、玲奈のキャラクターについてはどのように感じましたか。

 「不適切にもほどがある!」の純子は、自分とはだいぶ世代も見た目も違いますし、遠い要素がたくさんあるんですけど、玲奈は、年齢も作品全体としてのお芝居のトーンも、すごく現実世界に近かったので、比較的自然に、無理なく撮影に入っていけた感じがしました。

-玲奈はとてもクールな感じがしましたが、演じる上でそれは意識したのでしょうか。

 キャラクターの設定としては最初からあるものだったのですが、後輩の佐藤(坂東龍汰)との対比もありますし、一貫してクールな子にしようという意図はありました。本来の自分はあそこまで冷たくはないです(笑)。

-最初に脚本を読んだ時の印象と、実際に演じてみて感じたことをお願いします。

 脚本を読むと、ミステリーものだし、情報も多く出てくるので、自分たちが演じる上で理解しなければならないことはたくさんあったんですけど、演じながら、人としての自然な反応ということを意識しました。お芝居することに関しては、(土屋貴史)監督が「普段通りにやってもらえれば問題ないです。アニメからできた実写作品ということやミステリーということについても、あまり気負わずに、自然な感じでいてくれればいいです」と言ってくださったので、そういう気持ちで台本を読んで、説明的なせりふやシーンもナチュラルにできるように意識していました。

-演じてみて、難しかったところや楽しかったことがあれば。

 ミステリーという肩書きが最初からあると、作品としても、自分の役で物語を語っていかなければならないところが大きいんですけど、その中でちゃんと人間ドラマになるように、役柄や背景をお芝居で出していかなければならないというのが、ちょっと難しいところでした。それは勉強になりました。撮影の現場はとにかく楽しかったです。ドラマ自体は結構シリアスなトーンではあるんですけど、監督をはじめ、スタッフさんがすごく生き生きとしていて、豊かな画面を作ろうとしている感じがすごく伝わってきましたし、和気あいあいとやっていました。

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