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台風19号が関東直撃のおそれ 15号よりも広範囲で暴風に警戒

ウェザーニュース / 2019年10月8日 12時55分

ウェザーニュース

猛烈な勢力の台風19号がマリアナ諸島付近を北西に進んでいます。週末の三連休にかけて北上し、関東を中心とした本州付近に接近、上陸の可能性が高まってきました。

台風は最接近もしくは上陸時まで「強い勢力」、場合によっては「非常に強い勢力」を保つと予想され、大雨や暴風による大きな被害が懸念されます。

台風15号よりも広範囲で暴風被害のおそれ

台風15号と19号の比較

先月、千葉県に上陸した台風15号は上陸時の中心付近の最大風速が40m/sで、今回の19号も同程度が予想されます。

ただ、暴風が吹き荒れる範囲がまるで違います。台風15号は暴風域の直径が160km(9月9日5時)だったのに対し、19号は接近時でも300km前後が見込まれます。衛星画像で同じ縮尺にした雲の様子を見ても、大きさが段違いなことがわかります。

台風が大きい分、影響範囲は拡大します。15号で千葉県内に発生したような被害が、広い範囲に及ぶおそれがありますので、進路から少し離れていても油断をせず、しっかりと対策を行ってください。

参考資料など

気象衛星画像:NICT-情報通信研究機構

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