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青森 馬淵川が氾濫のおそれ 警戒レベル4相当の氾濫危険情報発表

ウェザーニュース / 2020年7月12日 11時45分

ウェザーニュース

低気圧の影響で東北北部では昨日から断続的に強い雨が降っています。

青森県と青森地方気象台は、大雨の影響で県内を流れる馬淵川(まべちがわ)の水位が上がり、氾濫により浸水するおそれがあるとして、氾濫危険情報【警戒レベル4(避難)相当】を発表しました。

氾濫危険水位に到達したのは櫛引橋上流水位観測所(八戸市)と剣吉水位観測所(三戸郡南部町)で、浸水のおそれがある地域は八戸市、三戸郡南部町となっています。

増水した川や水路等に近づくと危険です。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがあります。むやみな外出は控えてください。

土砂災害の危険度分布

雨が弱まっても今後数時間は水位が上昇する見込み

青森県の馬淵川流域や、上流にあたる岩手県内では、ほとんどのアメダスで48時間に100mm以上の雨を観測する大雨となっています。

この雨はこのあと次第に弱まる見込みですが、気象庁の予想では少なくとも3時間先までは水位の上昇が続く予想となっています。

雨がやんでからも数時間から数日は水位の高い状況が続くため、様子が気になっても見に行ったりしないようにしてください。また、支流の河川でも排水が悪くなり増水や氾濫が発生するおそれがあるため、本流から離れた場所でも警戒が必要です。

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