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大雪の北陸で雨が降り出す 積もった雪の重みが増すおそれ

ウェザーニュース / 2021年1月12日 16時15分

ウェザーニュース

日本海を進む低気圧の影響で北陸では午後になって雨の降り出した所が多くなっています。一連の寒波で記録的な大雪となり、大量の雪が積もっている所に雨が降ることで、雪の重みが増すことによる被害や、冠水などが懸念されます。

平野部はほとんどの所が雨に

雨雪レーダー

日本海から伸びる雨雲が通過している北陸は、雨やみぞれが降っています。一部に活発な雨雲が見られ、16時までの1時間に福井県福井市と石川県金沢市で1.5mm、石川県羽咋市で3.0mmの本降りの雨を観測しました。

通常なら影響が出るような雨ではありませんが、道路脇に多くの雪が残っていることで排水が滞り、雪どけ水が加わって道路冠水が発生することがあります。除雪が進んでいる道路でも運転時は注意が必要です。

雪の重み増し構造物の倒壊のおそれ

また、積もった雪の上に雨が降ることで、雪の重さに降った雨の重さが加わることになります。1立法メートル当たりの新雪を100kgと仮定すると、10mmの雨が降るだけで、1割重さが増す計算です。

すでに雪は自重で締り雪になり、見かけの雪の量が同じでも重さは増しています。それに降雨がもたらされるとカーポートやビニールハウス等の構造物の倒壊危険性がさらに高まることになりますので、周囲に危険な所はないか十分に注意するようにしてください。

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