鹿児島・桜島で爆発 噴煙は火口上2800mに達する

ウェザーニュース

今日17日(日)18時52分頃、鹿児島県の桜島・南岳山頂火口で爆発が起き、噴煙が上がりました。桜島での爆発は今年に入り7回目となります。

噴煙の高さは火口上2800mに達しています。

ウェザーニュースのスマートフォンアプリをご利用の方から届いた投稿からも、桜島の火口上に噴煙が上がっていることがわかります。

火口から東方向は噴煙や小さな噴石に注意

鹿児島地方気象台によると、火口から東方向（鹿屋市輝北方向）に火山灰が流され、1時間以内に鹿児島市（桜島）ではやや多量の降灰があり、降灰は鹿児島県志布志市まで予想されるとのことです。

また、火口から東方向およそ6ｋｍまでの範囲では、小さな噴石が風に流されて降るおそれがあります。

【18日1時までの降灰量予想】
・やや多量　鹿児島県：鹿児島市
・少量　　　鹿児島県：鹿屋市、垂水市、曽於市、霧島市、志布志市、大崎町
　　　　　　宮崎県　：日南市、串間市（20:08追記）

【降灰開始の予想時刻】（20:08追記）
・20時まで　鹿児島県：鹿児島市、鹿屋市、垂水市、曽於市、霧島市、志布志市、大崎町
・21時まで　宮崎県　：日南市、串間市

やや多量の降灰が予想される範囲内では、傘やマスク等で防灰対策をして、徐行運転を心掛けてください。また、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。

写真と動画：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）