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山形県のアメダス肘折で積雪が2mに到達 この冬全国で初めて

ウェザーニュース / 2022年12月18日 21時50分

ウェザーニュース

冬型の気圧配置が強まり上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、日本海側の各地で雪が降り続いています。

山形・新潟・福島の周辺には活発な雪雲が次々と流れ込んでいて、山形県大蔵村のアメダス肘折(ひじおり)では18日(日)21時に積雪の深さが205cmに到達しました。積雪深が2mに達するのはこの冬全国で初めてです。

同地点での統計史上最も早い2m到達

東北地方では週中頃の寒気の影響で大雪となり、14日(水)1時の時点で4cmだった肘折の積雪は、16日(金)の17時に144cmまで増加しました。このときの72時間の降雪量は、12月として観測史上1位を記録しています。

その後は一旦、雪が小康状態になったものの、今日18日(日)の未明から雪が強まり、1日で70cm以上の新たな雪が積もりました。そして21時に積雪が205cmに達しています。この冬、全国のアメダス観測点で積雪2mに達するのは初めてです。

アメダスの中でも豪雪で知られる肘折ですが、12月に積雪が2mに到達するのは2017年以来で、18日の到達は1982年からの観測史上最も早い記録になりました。また、同じく豪雪で知られる青森県のアメダス酸ケ湯(すかゆ)よりも早く2mに到達するのは2010年以来で13シーズンぶりです。

冬型の気圧配置は明日19日(月)も続くため、さらに積雪の増加が予想されます。また、年末にかけても寒気の南下しやすいとみられ、例年になく雪の多い年の瀬となる可能性もあります。除雪作業は早め早めに進め、屋根からの落雪や雪崩などに十分に注意をしてください。

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