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札幌市など北海道・道央で明日は大雪か 短時間で積雪急増のおそれ

ウェザーニュース / 2023年1月9日 15時20分

ウェザーニュース

連休明けの明日10日(火)は一時的に冬型の気圧配置が強まります。北海道は道央を中心に活発な雪雲が次々に流れ込み、札幌市など局地的に強い雪が降る見込みです。短時間に積雪が急増するおそれがあるため、注意をしてください。

明日の移動は時間に余裕を持って

明日は北日本を中心に冬型の気圧配置が強まります。北海道の上空5000m付近には-39℃以下の強い寒気が流れ込むため、大気の状態は不安定です。

さらに、北の風と北西の風がぶつかり合うことで、「石狩湾収束線」が形成され、活発な雪雲が石狩平野に流れ込みやすいパターンとなります。このため、札幌市や小樽市などの道央で局地的に雪が強まる見込みです。この冬一番のまとまった雪になる可能性があります。

石狩湾収束線に伴う大雪は狭い範囲に集中することが特徴です。1時間に5cmを超えるような強い雪が降り、活発な雪雲がかかり続けた場合は、半日で30cm以上の積雪増加のおそれがあります。

積雪が急増する上に強い雪や吹雪によって視界不良となりますので、通勤などで移動をする方は、時間に余裕を持った行動が必要です。鉄道の遅延や運転見合わせの可能性もあります。また、風の向きや強さによって雪雲が千歳方面まで広がると、新千歳空港に影響が出てきますので、飛行機を利用する方も最新情報をご確認ください。

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