アルゼンチンでM6.8の地震 震源深く津波の心配なし

ウェザーニュース

日本時間の1月21日(土)7時09分頃、海外で地震がありました。震源地は南米中部（アルゼンチン、サンティアゴデルエステロ州）で、震源の深さは約610km、地震の規模（マグニチュード）は6.8と推定されます。

※震源は米国地質調査所国立地震情報センター（USGS, NEIC）による。

震源が深かったため、この地震による津波の心配はありません。

南米では“日本での震度1〜3”程度の揺れか

米国地質調査所国立地震情報センター（USGS, NEIC）によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅢ程度の揺れがあった模様です。

厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度1から震度3程度に相当する揺れとみられます。

震源は陸地の下で地震の規模は比較的大きかったものの、震源が深かったことから震央近傍では揺れは大きくならなかったものと考えられます。一方、深発地震による異常震域の特性から、震央から離れたチリ側に揺れが伝わった可能性があります。