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強い寒気南下で局地的に雪雲発達 全国的に真冬の寒さ

ウェザーニュース / 2023年1月21日 9時15分

ウェザーニュース

今日21日(土)は一時的に冬型の気圧配置が強まっています。上空には強い寒気が流れ込んでおり、日本海側の所々で雪雲が発達。午前中を中心に雪の強く降る所がある見込みです。また、全国的に気温は低く、真冬らしい寒い一日となります。

午前中は強い雪や吹雪に注意

平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆い、さらに強い-12℃以下の寒気が東北から北陸付近まで南下してきました。

日本海側では雪雲の発達している所があり、9時までの1時間には北海道札幌市で4cm、新潟県十日町市で3cm、秋田県横手市や長野県信濃町で2cmの雪を観測しています。

風はピークを過ぎたもののまだ強く、沿岸部では平均で10m/s以上の風が吹いて、吹雪になっている所があります。関東平野でも北寄りの風が強い状況です。

昨日よりも気温低く寒い一日に

21日(土)午後の予想気温

強い寒気が流れ込んでいるため、日本海側だけでなく晴れている太平洋側でも気温はあまり上がりません。

午後の気温の分布を見ると、10℃以上のピンク色の領域は九州南部などごく一部だけで、関東以西の各地は一桁の所が多くなっています。最高気温は東京都心が昨日より3℃低い9℃、大阪市や福岡市は8℃の予想です。

関東は冷たい北風が強めに吹いていますので、体感温度はさらに低くなります。

北日本は寒さが厳しく仙台市は昨日よりも6℃低い4℃、札幌市は5℃低い-3℃と、最大限の防寒が必要な一日です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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