東京都心で26℃超など季節外れの陽気続く 明日は西日本中心に夏日予想

ウェザーニュース

三連休中日も関東から西日本の太平洋側で季節外れの陽気が続き、今日4日(土)は東京都心でも25℃を超えました。三連休最終日の明日も気温の高い状態が続く見込みです。

東京都心の夏日は今年141日目

西日本、東日本は太平洋側を中心に晴れて、日差しがたっぷり届きました。上空には暖かな空気が流れ込んでいて、各地で気温が上がっています。

東京都心の最高気温は26.3℃まで上昇。11月の夏日は2009年以来、14年ぶりです。また、今年の夏日の日数は観測史上最多の141日。これで、夏日・真夏日・猛暑日の日数が全て過去最多を更新したことになります。

そのほか、大阪市や福岡市など各地で25℃以上の夏日を観測しました。福岡市は4日連続の夏日で、11月としては過去最長です。

一方で冷たい空気が流れ込んだ北海道は晴れても気温は低いままで、札幌市の最高気温は10.7℃。昨日より10℃以上低く、平年に比べても少し低くなりました。

明日も福岡は夏日予想で5日連続に

明日5日(日)も西日本から東海では暖かな空気に覆われ、季節外れの陽気が続きます、福岡市の最高気温は27℃の予想で、11月の連続夏日は5日に伸びる見通しです。大阪市や名古屋市も夏日の予想となっています。

関東は北東からの若干冷たい風が吹き込むことや、雲が増えることで今日ほどは気温が上がりません。東京都心の最高気温は23℃と夏日にはならない見込みです。

北海道は今夜から明日朝にかけて穏やかに晴れるため放射冷却現象が強まって冷え込みます。旭川市は−2℃まで下がり、12日ぶりの氷点下となりそうです。昼間も晴れるわりに気温は上がらず、晩秋らしい一日です。