東京都心は6日ぶりに夏日観測 北陸などで30℃を上回った所も

ウェザーニュース

今日11日(土)は晴れた所が多いことに加え、南から暖かな空気が流れ込んだので全国的に気温が上がりました。フェーン現象が発生した北陸などで30℃を超えた所があります。

金沢は今年初の真夏日

今日は高気圧の縁を吹く南からの風により、上空1500m付近で＋12℃以上の暖かな空気が東北北部まで広がりました。朝から晴れて日差しがしっかり届いた所が多く、西日本、東日本の大部分が25℃以上の夏日です。北海道でも小樽市で25.1℃と夏日になっています。

南寄りの風でフェーン現象が発生した北陸で気温の上昇が目立ち、金沢市は30.7℃と今年初めての真夏日を観測。そのほか、長野市で31.0℃、山形市で30.4℃など内陸部でも30℃を上回りました。

東京都心も25.9℃と6日ぶりに25℃以上となり、15時00分までの夏日地点が486、真夏日地点は12に達しています。

明日は天気が崩れ今日ほど気温は上がらず

明日12日(日)は西から天気が崩れ、西日本では雨の降り出す所が多くなります。最高気温は福岡市で22℃、広島市で21℃など昼間も気温が上がらない見込みです。

関東や東北は午前中、日差しが届くため今日よりは低いものの、25℃前後の予想となっています。前線の接近で湿度が上昇するため、少し蒸し暑さを感じるかもしれません。