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東京で桜の開花発表 昨年より半月も遅い観測 12年ぶりの遅さ

ウェザーニュース / 2024年3月29日 14時0分

ウェザーニュース

今日3月29日(金)、気象庁は東京の桜の開花を発表しました。平年より5日遅く、昨年より15日遅い観測で、2012年(3月31日開花)以来12年ぶりの遅さでの開花です。

関東の気象台の中では、今年1番目の開花発表となりました。東京のさくらの標本木(ソメイヨシノ)は靖国神社にあり、今日は20℃近くまで気温が上がっています。

昨年の東京では3月14日に開花・22日には満開になっていて、今年は半月ほど遅いペースといえます。

今日の開花発表状況


さくらの開花日(ソメイヨシノ)3月29日(金)

鹿児島(気象台構内)
 平年より3日遅く、昨年より5日遅い
高松・栗林公園
 平年より2日遅く、昨年より7日遅い
佐賀(気象台構内)
 平年より5日遅く、昨年より7日遅い
下関(気象台構内)
 平年より3日遅く、昨年より7日遅い
東京・靖国神社
 平年より5日遅く、昨年より15日遅い

2月下旬以降、昨年よりも気温が低く経過

開花(15):
 東京、名古屋、岐阜、広島、松江、高松、松山、高知、下関、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
満開(0):
 —

昨年は3月29日までに、仙台や新潟を含む41地点の気象台でソメイヨシノの開花が、福島など23の気象台で満開が観測されていて、今年は各地とも昨年より遅くなっています。

東京では、今年は2月中旬に記録的な暖かさとなった一方で、2月下旬〜3月上旬は平年よりも気温の低い日が多くなりました。3月中旬に入って一時的に気温の高い日があったものの、開花直前には再び気温が平年より低い日が続いたことで、開花が遅れたものとみられます。

今週末からは関東各地で続々開花か

ウェザーニュースの桜開花予想では、今年の桜の開花は東日本や西日本で平年並みかやや遅い傾向となっています。北日本や北陸では平年より早い所が多くなるとみられます。

4月はじめにかけて気温は上昇傾向で、今週末からは関東の各地でも開花の始まるところが多くなる見込みです。お花見に行きたいと思っている方は、開花状況と天気予報をよくご確認頂き、タイミングを逃さないようにしましょう。

ウェザーニュースでは全国約1100地点の桜の開花状況を取材して、アプリやWebサイト“さくらCh.”に掲載しています。まだソメイヨシノの見頃を迎えているところはほとんどないものの、シダレザクラなどが開花しているところもあります。お近くの名所を探してみてください。


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