この先一週間は全国的に気温高めの傾向 桜の開花も進む見込み

ウェザーニュース

ここしばらく寒い日が多くなりましたが、この先は寒気の影響を受けづらくなります。全国的に気温が上昇傾向で平年のこの時期と比べても暖かい日が増え、厳しい寒さは和らぎそうです。

西日本や東日本で桜の開花が昨年よりも遅くなっていますが、次の週末にかけて各地で続々と開花する見通しです。

次の週末は昼間も暖かい

東京の気温変化を見ると、最低気温は平年を上回る日が多い予想です。最低気温が10℃以上の日も多くなり、朝晩の冷え込みはだいぶ和らぐといえそうです。曇りや雨の日が多くなるため昼間の気温はそこまで高くなりませんが、ほぼ平年並みで推移しそうです。

天気の回復する週後半は最高気温も20℃くらいになる予想です。東海や西日本も朝晩、日中ともに特に寒くなることはありません。

西日本や東日本では次の週末は日差しが届くようになり、気温が上がって春の訪れを実感できる暖かさとなりそうです。

次の週末は春の陽気に　お花見を楽しめる所も

この暖かさで桜のつぼみの生長が加速し、来週は各地からソメイヨシノが開花の便りが届きそうです。今年は桜のつぼみの生長が昨年より遅めですが、いよいよ桜前線の本格始動となります。次の週末は、西日本や東日本の開花の早い所では、お花見を楽しめる陽気となりそうです。


ただ、気温が上がることで、晴れる日はスギ花粉やヒノキ花粉の大量飛散に注意が必要です。これまで飛散が多かったスギ花粉にかわって飛散が本格化しつつあるヒノキ花粉のアレルギー反応が強い方は特にご注意ください。


札幌でも最高気温が8℃くらいの日が続きます。本州山間部や北海道の積雪地域では雪解けが進みそうです。雪崩や落雪、道路状況の悪化、河川の増水などにお気をつけください。