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名古屋で桜満開 昨年より11日遅い発表 気象台構内の標本木で観測

ウェザーニュース / 2024年4月7日 13時0分

ウェザーニュース

今日4月7日(日)、愛知県の名古屋地方気象台は桜の満開を発表しました。平年より5日遅く、昨年より11日遅い観測です。

昨年は開花も見頃の時期も記録的な早さとなりましたが、今年は一転して遅くなりました。

名古屋でさくらの満開日が4月7日以降になるのは2005年(4月8日)以来で24年ぶりです。4月5日以降としても2017年以来の7年ぶりです。

入学式シーズンに満開に

2月下旬〜3月中旬にかけては全国的に平年よりも気温の低い日が多くなりました。この影響で、関東以西の各地ではさくらの開花が遅れ、記録的に早かった昨年よりも大幅に遅くなっています。見頃の時期も昨年と比べて1〜2週間ほど遅い所が多いようです。

名古屋地方気象台構内にある桜の標本木(ソメイヨシノ)も、今年の開花日は3月28日で、平年より4日遅く、昨年より11日遅い観測となっていました。満開の時期もほぼ同じだけ遅くなったことになります。

今週後半はお花見日和に

満開となったのもつかの間、明日8日(月)〜9日(火)頃にかけては本州南岸に停滞する前線上を低気圧が進む予想で、名古屋を含む西日本〜東日本の広範囲で雨が降ります。関東や東海の太平洋側沿岸部や九州南部・沖縄などでは降り方が強まるおそれがあるため注意してください。

10日(水)以降は前線が日本の南に離れて、本州付近は高気圧に覆われる所が多くなる予想です。名古屋など北日本〜西日本の各地は晴れるところが多くなる見通しです。ただ、11日(木)〜12日(金)の前後は湿った空気や前線上の低気圧の影響で、東日本〜西日本の太平洋側では雲が増える可能性があります。梅雨の時期のように、前線の位置や活動の強まりのわずかな違いで天気が大きく変わりそうです。

昨年の見頃の時期よりも気温の高い時期となっていることに加え、平年よりも気温は高めの予想です。週後半はあまり寒さに悩まされることなくお花見を楽しめそうです。

北日本の開花は平年より早い見込み

現時点で東北南部にまで開花前線が達しています。北日本や北陸では昨年よりは遅いものの、平年よりは見頃が早い所が多くなるとみられます。お花見に行きたいと思っている方は、開花状況と天気予報をよくご確認頂き、タイミングを逃さないようにしましょう。

ウェザーニュースでは全国約1100地点の桜の開花状況を取材して、アプリやWebサイト“さくらCh.”に掲載しています。まだソメイヨシノの見頃を迎えているところはほとんどないものの、シダレザクラなどが開花しているところもあります。お近くの名所を探してみてください。



写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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