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降雪のピークは今夜遅くまで続く 日本海側で大雪、太平洋側も路面凍結注意

ウェザーニュース / 2025年1月10日 19時0分

ウェザーニュース

冬型の気圧配置が強まり上空に寒気が流れ込んだことで、日本海側の地域を中心に大雪となり、名古屋など太平洋側でも積雪となった所がありました。

今夜遅くには広域での降雪のピークを越える見込みですが、明日11日(土)も局地的な強い雪や路面凍結等に注意してください。

新潟県・山形県・福島県や岐阜県で積雪が急増

日本海側では1月8日(水)から断続的に雪が降り、積雪が増しています。発達した雪雲の流れ込みが続いた新潟県や山形県、福島県会津、岐阜県飛騨・美濃での積雪増加が顕著になっていて、72時間降雪量は岐阜県白川村のアメダス白川で128cm、福島県金山町のアメダス金山で116cmを観測するなど、この3日間で1m以上の雪の降ったエリアが広がりました。

積雪深(地面からの雪の厚み)は山形県大蔵村のアメダス肘折で199cm、新潟県魚沼市のアメダス守門で195cm、岐阜県白川村のアメダス白川で186cmに達しました。いずれも平年のこの時期よりも積雪が深くなっていて、前年の冬の最大値を超えているところも多くなっています。


強い雪は今夜遅くまで続き、多いところでは明日朝までにさらに20cm以上の雪が降るおそれがあります。短時間で積雪が急増すると、登り坂でのスタック・立ち往生で身動きの取れない車が多発し、長時間に及ぶ大規模な車両滞留に発展するおそれがあるため警戒が必要です。また、広範囲での降雪がピークを越えたあとも、局地的に強い雪が降り積雪が増加するおそれがありますので、明日も油断はできません。


雪かきや雪下ろしなどの作業をされる場合は、屋根からの落雪や転落事故、除雪・排雪機器での事故などに十分注意してください。山地では雪崩(なだれ)にも注意してください。

西日本や東海、仙台なども積雪 路面凍結に注意を

昨日から今日にかけては西日本や東海の平野部でも雪が降り、鹿児島や宮崎、三重県の津では初雪が観測されました。名古屋や京都、福岡、長崎などでは積雪が観測されています。昨日今季初めての積雪を観測した仙台も今日再び雪が強まり、8cmの積雪が観測されています。

すでに雪のピークを越えたところが多いものの、雪の残っている地域や日陰などで路面の湿潤となっているところでは、路面凍結等の影響に注意してください。


写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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