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マテウ・ラオス乱心のバルセロナ・ダービーはドロー決着、PKの一撃を食らったバルサは連勝ストップ《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2023年1月1日 0時4分

写真:Getty Images

バルセロナは12月31日、ラ・リーガ第15節でエスパニョールとのバルセロナ・ダービーをカンプ・ノウで戦い、1-1で引き分けた。

5連勝で中断に入った首位バルセロナ(勝ち点37)はW杯前の試合で退場したレヴァンドフスキが処分保留により先発。ファティ、ハフィーニャと共に3トップを形成した。

16位エスパニョール(勝ち点12)に対し、開始6分にガビがGK強襲のシュートを放って得たCKからバルセロナが先制する。レヴァンドフスキ、クリステンセンとヘッドで繋ぎ、最後はマルコス・アロンソが頭で押し込んだ。

さらに19分、CKの流れからマルコス・アロンソが決定的なボレーで追加点に迫ったバルセロナがハーフコートゲームを続けると、37分にはハフィーニャがカットインからGK強襲のシュートを浴びせた。

バルセロナが終始主導権を握った前半を1点のリードで終えて迎えた後半も同様にボールを握った中、52分に腰を痛めたガビに代えてブスケッツを投入。

55分にはレヴァンドフスキがヘディングシュートで追加点に迫った中、62分には両ウイングを代えてデンベレとフェラン・トーレスを投入した。

しかし71分、バルセロナに落とし穴。ボックス内でマルコス・アロンソがホセルの足を踏んでしまい、PKを献上。これをホセルに決められて試合を振り出しに戻されてしまった。

ここからマテウ・ラオス主審が乱心し、試合が壊れていく。まずは78分、ジョルディ・アルバが抗議により2枚目のイエローカードを受けて退場に。

対するエスパニョールも81分、ヴィニシウス・ソウザが退場に追い込まれ、10人同士の戦いでダービーは終盤へ。

87分にはバルセロナに勝ち越しのビッグチャンスが訪れるも、クリステンセンのヘディングシュートはGKアルバロ・フェルナンデスのファインセーブに阻まれてしまう。

9分が提示された追加タイムでもバルセロナが攻勢をかけたが、勝ち越しゴールは生まれずドロー決着。バルセロナは再開初戦となった2022年最終戦を飾れず連勝ストップとなった。

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