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ムバッペ、昨夏リバプール行きの可能性も完全拒否…移籍するならレアル一択

超ワールドサッカー / 2023年1月19日 12時55分

写真:Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)。レアル・マドリーへの移籍が何度となく浮上し、移籍は確実とみられた中、昨年5月にPSGとの契約を2025年まで延長した。

マドリーもムバッペの獲得を諦めたわけではない中、昨夏にはリバプールに移籍する可能性があったことが判明。ただ、ムバッペ本人がそれを拒否していたという。『The Athletic』が伝えた。

これまで何度となく関心を示しているマドリーだが、現在はムバッペの契約について完全に沈黙を貫くことに。公にも否定しているが、その理由は昨夏の獲得失敗。メディアに取り上げられることを嫌っているという。

PSGへの忠誠を誓うこととなったムバッペは、1カ月に幕を閉じたカタール・ワールドカップ(W杯)で得点王に輝く活躍。チームは準優勝という悔しい結果に終わったが、決勝のアルゼンチン代表戦でもハットトリックという偉業を成し遂げ、自身の力を示すことには成功した。

マドリー移籍については、ムバッペの代理人はコメントを拒否。マドリーの情報筋も何も話を聞いていないという状況。それでも将来的な移籍の可能性は否定できない。

ムバッペがPSGと契約を延長した裏には、エマニュエル・マクロン大統領の介入があったということ、一方でマドリーも前例のない条件を提示したともされている。

ただ、契約を延長した後に状況が変わることに。マウリシオ・ポチェッティーノ監督が解任され、クリストフ・ガルティエ監督が就任。また、ブラジル代表FWネイマールとの関係も問題視され、不満を漏らすほど。さらにはサイドでのプレーを好む一方で、中央で起用されていることへの不満などを漏らしていた。

昨年7月には退団が許可されたというが、移籍金は4億ユーロ(約554億円)となり、行き先はリバプールのみという条件だったという。ただ、ムバッペはこの選択肢を完全に拒否。PSGでプレーすることを続けている。

1月の退団はありえないとされながら、マドリーでプレーする夢も諦めていないとのこと。PSGの関係者は「彼をここから連れ出すとしたら、レアル・マドリーだけだ」と語っているという。そして「サッカーに不可能はない。でも、4億ユーロを要求することもできるし、値段をつけないということだってできる」とした。

マドリーもムバッペの獲得に向けての準備は進めており、資金面もコロナ禍でありながら黒字を続けている状況。コストを削減し、収益を上げて資金を集めている。果たして、ムバッペがマドリーでプレーすることはあるのか。他のクラブが間に割って入ることは難しそうだ。

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