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続投は確実だが… W杯優勝指揮官スカローニ、アルゼンチン協会会長との関係は微妙?

超ワールドサッカー / 2023年2月6日 18時16分

写真:Getty Images

アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督(44)には抜群の求心力があるようだ。

カタール・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表を率い、母国に36年ぶりとなる優勝トロフィーを持ち帰ったスカローニ監督。2026年のW杯に向けても続投が基本線とされるが、懸念がないわけではないようだ。

アルゼンチン版『マルカ』によると、スカローニ監督はアルゼンチンサッカー協会のクラウディオ・タピア会長との関係が芳しくないようで、同会長からたびたび采配に口出しされる事実を良く思っていないという。

とあるジャーナリストは「2026年までの契約更新は確実だが、タピア会長との関係はすでに壊れている」と主張。カタールW杯の決勝直前、ケガを抱えていたアンヘル・ディ・マリアの起用を巡って首を突っ込まれ、相当な不快感に苛まれたとのことだ。

一方、選手とコーチングスタッフはスカローニ監督の味方でいる模様。タピア会長は国内の大物政治家への擦り寄りが露骨だったり、メディアを通じてスカローニ監督に続投を迫ったりと、現場が困惑する言動が目立ち、『マルカ』は同会長を「知性に欠ける」と批判的だ。

ともあれ、リオネル・メッシを筆頭としたスーパースター軍団を見事に掌握し、44歳の若さでW杯優勝指揮官となったスカローニ監督の続投は固いようだ。

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