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ボージャンが現役引退「キャリアに終止符を打つことを決めた」

超ワールドサッカー / 2023年3月23日 23時10分

写真:Getty Images

元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(32)が23日に現役引退を表明した。

昨シーズン限りでヴィッセル神戸を退団した以降フリーの状態が続いていたボージャンは、23日にカンプ・ノウの講堂にて行われたセレモニーに参加。その際に現役引退を発表した。

「まず、最初に皆さんに感謝を伝えたい。どうもありがとう。全てはここから始まりました。8~9歳でバルサに入団し、32歳まで様々な経験をしてきましたが、誇りを持って、このサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことを決めました」

「サッカー史に残るバルサのトップチームの一員でいられたことを光栄に感じています。ゴールを決めたバレンシアでの国王杯、チャンピオンズリーグ、リーグ優勝を自分の人生におけるクラブで制覇できたことは、本当に特別でした」

「こういう決断は簡単ではない。12年間故郷を離れ、プロフェッショナルとして充実した日々を過ごしてきた。他のことを楽しみたかったし、家族の近くにいたかったんだ」

「僕の最後の試合は、カタルーニャのチームとするつもりだ。それはとても幸せなことだ。連盟は、6月上旬に試合をしようと動いてくれているよ」

バルセロナのカンテラ育ちのボージャンは、2007年にファーストチームへと昇格。将来を有望視されたが、ケガも重なってうまくいかず、多くの出場機会を得ることができず、ローマやミランでプレー。

2013年夏に一度バルセロナへ復帰したが、その際も出場機会は得られず、アヤックス、ストーク・シティ、マインツ、アラベス、CFモントリオールでのプレーを経て、2021年8月に神戸に完全移籍で加入した。

バルセロナ時代のチームメイトであるMFアンドレス・イニエスタ、MFセルジ・サンペールとの共闘が注目された中、2021シーズンの終盤で負傷し長期離脱。2022シーズンの5月に復帰するも、7月に再び負傷するなど、 1シーズン半でJ1通算20試合1得点、AFCチャンピオンズリーグで3試合出場、天皇杯で3試合出場に終わっていた。

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