インテルがCLベスト4に前進！ ムヒタリアンは気を緩めずとも自信 「準備できている」

写真：Getty Images

インテルの元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのベンフィカ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

11日にベンフィカのホームに乗り込んだインテルは51分にMFニコロ・バレッラのヘディング弾で均衡を破ると、試合終盤の82分にはFWロメル・ルカクのPKが決まって2点リードに。守備ではベンフィカ攻撃陣を最後までシャットアウトし、2-0で勝利を収めた。

この先勝により、19日にホームで迎え撃つ2ndレグに向けて大きなアドバンテージをゲット。フル出場したムヒタリアンは試合後のイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで「今季最高の出来だった」とチームを称えた。

「今シーズン最高のパフォーマンスの1つだ。勝利に値する内容だったね。それでも、最初のステップを踏んだに過ぎない。来週(19日)も今日のようにプレーする必要がある。準決勝に進出するため、全力を尽くすよ」

また、ひとまずはリターンマッチ前の15日に行われるセリエA第30節のモンツァ戦に向けて頭を切り替えるとしつつ、準決勝進出を勝ち取る自信はあると語った。

「まずはモンツァについて考えなくては。ベンフィカについてはその後だ。ベンフィカがとても良いチームなのは明白だけど、インテルは自分たちのペースでゲームを運び、勝利し、そして前進する準備ができている」

「CLの準々決勝という大舞台でプレーし、さらに今日のような素晴らしい夜になるだなんて、非日常的な体験だ。僕たちは今日の勝利を土台にしたい。今日が最初のステップであることを忘れてはならない」

2010-11シーズン以来、12年ぶりにCLの準々決勝を戦っているインテル。ベンフィカを2戦合計で下した場合、優勝した2009-10シーズン以来、13年ぶりの準決勝進出ということになる。