チェルシーではCL登録外…オーバメヤンのバルセロナ復帰が実現するには？

写真：Getty Images

チェルシーの元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(33)を巡る去就が注目されているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えている。

ブンデスリーガとプレミアリーグの得点王経験者であるオーバメヤン。世界トップクラスの点取り屋であることに疑いの余地はなく、昨年2月から今シーズン開幕直後の8月までおよそ半年間のみの在籍となったバルセロナでは、ラ・リーガ18試合で11ゴールを叩き出している。

だが、クラブの財政問題に振り回される形でチェルシーへ放出されると、自身の獲得を熱望していたトーマス・トゥヘル監督が加入直後に解任され、その後は公式戦19試合の出場でわずか3得点。チャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーから外されており、モチベーションの低下も指摘され続けている。

そんななか、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が先月、「オーバメヤンは今夏再びバルセロナのシャツを着る可能性があり、現在でもチャビ・エルナンデス監督と良好な関係」と発信。1年でのバルセロナ復帰が取り沙汰されることとなった。

とはいえ、オーバメヤンとチェルシーの契約は2024年6月まで残っており、財政難のバルセロナとしても移籍金を支払ってでの獲得は現実的でないとされる。

バルセロナがオーバメヤン再獲得をテーブルに乗せているのは確かで、オーバメヤンもバルセロナ復帰を望んでいるようだが、そのためには、オーバメヤンがチェルシーとの契約解除に至る必要があるようだ。