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ベティスとの上位対決を制したアトレティコが公式戦4試合ぶりの白星!【ラ・リーガ】

超ワールドサッカー / 2024年3月4日 2時22分

アトレティコ・マドリーは3日、ラ・リーガ第27節でレアル・ベティスと対戦し2-1で勝利した。

ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝2ndレグでアスレティック・ビルバオに完敗した4位アトレティコ(勝ち点52)は、その試合からスタメンを3人変更。アンヘル・コレア、モリーナ、サビッチに代えてデパイ、バリオス、ガブリエウをスタメンで起用した。

前節のビルバオ戦で公式戦3試合ぶりの白星を飾った6位ベティス(勝ち点42)に対し、アトレティコは3分に決定機。敵陣でハイプレスを敢行するとボックス左手前でボールをカットしたデパイのラストパスからデ・パウルが決定機を迎えたが、ボックス左から放たされたシュートは、サイドネットに外れた。

さらにアトレティコは8分、敵陣中盤でのパスカットからショートカウンターを仕掛けると、コケのパスをボックス右で受けたデパイがダイレクトに折り返すと、ブロックに戻ったベジェリン、ペッセージャに当たると、最後はGKルイ・シウバの足に当たったボールが左ポストに当たりゴールラインを割った。

まるでピンボールのような流れから先制したアトレティコは、24分にも敵陣中盤でのパスカットからリーノがスルーパスを供給すると、これに反応したモラタがボックス左で飛び出したGKに倒される。当初、抜け出したモラタのオフサイドと判定されたが、VARの末にアトレティコにPKが与えられた。

しかし、モラタのPKはGKルイ・シウバに完璧に読まれてはじき出されると、こぼれに再び反応したモラタのシュートも相手GKのセーブ防がれた。

ハーフタイムかけては膠着状態が続いたが、アトレティコは44分にセットプレーの流れから追加点。右CKのクリアボールをボックス手前のデ・パウルがダイレクトシュートで狙うと、GKルイ・シウバが弾いたボールを最後はモラタが頭で押し込んだ。

2点のリードで後半を迎えたアトレティコは、62分に失点する。M・ジョレンテのミスパスを自陣でボールを奪われると、カルドーソのパスをバイタルエリア中央で受けた途中出場のW・カルバーリョが右足一閃。狙いすましたミドルシュートがゴール右に突き刺さった。

1点を返されたアトレティコは、63分にデ・パウルとコケを下げてモリーナとサウールを投入。しかし、再びチャンスを作ったのはベティス。79分、右CKのこぼれ球をボックス中央左で拾ったギド・ロドリゲスが素早く右足を振り抜くと、リーノにディフレクトしたボールがゴール右隅を捉えたが、これはGKオブラクのファインセーブで難を逃れた。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。2-1で上位対決を制したアトレティコが公式戦4試合ぶりの白星を飾った。

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