「やるべきことをしっかり確認」最終予選前の最後の活動、大岩剛監督はパリ五輪行きを決めたマリ&ウクライナとの対戦に「最終予選への良い準備に」
超ワールドサッカー / 2024年3月15日 21時10分
15日、パリ・オリンピック出場を目指すU-23日本代表の国際親善試合に向けたメンバーが発表された。
4月にAFC U23アジアカップでパリ五輪の切符を懸けて戦う中、マリ代表、ウクライナ代表との最後の2試合を国内で戦う。
すでにパリ五輪の切符を掴んでいる両国との対戦。その4月の戦いはインターナショナル・マッチウィークではないため、海外組の招集に強制力はなく、選手招集が難しくなる。
今回の活動にも数名が招集されていない中、最終予選に向けた調整としての大事な2試合に向かう。
大岩剛監督はこの2試合に向けて、「最終予選に向けて我々の最後の活動となる3月のマリ戦とウクライナ戦にしっかりと目的を持って、最終予選への準備をしたいと思っています」とコメント。「様々なことを想定して、最終予選で起こ得ることを想定した中で選手へ求めるもの、我々がやるべきことをしっかりと確認しながら戦っていきたいと思っています」と、しっかりと戦っていくことを誓った。
前述の通り、今回対戦する2カ国はすでに五輪出場が決定している。両国については「マリ代表もウクライナ代表も本大会出場を決めていますし、実際に欧州予選とアフリカ予選は実際に視察に行きました。この年代でも個々のレベルが非常に高い印象を受けましたし、所属クラブを見てもヨーロッパの主要各国でプレーする選手が多いので、非常に強敵だと分析しています」と、難しい相手であるとの認識を示した。
また「システムというはオーソドックスですが、組織されていて、特にウクライナは非常に強い印象を受けています。その中で、我々はアジア予選に向けての準備ですが、強豪国とやることで我々がやらなければいけないことが明確になると思っています」と、強豪との戦いで課題を見出したいともコメント。「それを修正、改善することで、最終予選への良い準備になると思います。そのために良い準備をして、初戦のマリに向けて準備したいと思います」と、想定をしながらも、対応力をつけていきたいとした。
この2試合の選手起用については「今回26名の選手で戦いますので、全員がプレーする機会を与えたいなと思います」とコメント。「時間の長い短いはあると思いますが、試合の役割を認識してプレーしてもらいたいと思います」と、招集した選手たちに出場機会を与えたいとした。
ここまでの選手たちの成長について問われた大岩監督「発足当初は立ち位置や所属が違って苦しい中で発足しました。今年になり活躍する場が変わり、もがきながら彼らが目の色を変えて取り組んでいる姿を見ています」とコメント。選手たちの成長は感じているという。
また「各活動ごとに変化の色が見えていますし、我々もここまで非常に強豪国と言われる国と対戦することで、勝ったり負けたり、競り勝ったり競り負けたり、色々な経験をする中で、個人としてやらなければいけないこと、グループとしてやらなければいけないことが徐々に明確になってきます」と課題が浮き彫りになっているとし、「所属クラブに戻っても、日々の彼らの努力によって成長していると感じますし、それをしっかりと個の成長をグループ、チームとして大きくしていく作業を、今までもしていましたし、これからも活動でやり続けていきたいと思います」と、まだまだここから成長を促したいとした。
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