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2度あることは3度ある…イハッターレンがチェコ名門と契約解除、クラブ関係者の恩を仇で返し続ける22歳

超ワールドサッカー / 2024年4月1日 15時35分

スラビア・プラハが元オランダ代表MFモハメド・イハッターレン(22)との契約解除を発表した。

スラビア・プラハは1日、昨年12月に半年契約で加入したばかりのイハッターレンに関し、「双方合意のもとで契約を解除しました」と発表し、同時に「彼は身近な環境や家族に近い場所でキャリアを続ける希望があり、我々はこれを全面的に受け入れました」と短く経緯を説明した。

再起のチャンスを自ら潰し続けるイハッターレン。

18歳でオランダ代表初招集、19歳でPSVからユベントスへ引き抜かれた才能の持ち主だが、行方不明騒動にマフィアとの黒い関係、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、トラブルは数えきれず。

辛抱強く“更生”を期待してくれたユベントスに見限られて昨夏で契約解除、すぐに手を差し伸べてくれたトルコ1部のサムスンスポルに対しては、加入リリース後に条件変更を求めて即日契約解除…ユベントスからアヤックスへレンタル移籍していた2022年4月を最後に、2年近くピッチにも立っていない。

そして、昨年12月に加入したスラビア・プラハ。2度あることは3度あると言うべきか、3月上旬から練習態度などを巡って首脳陣を怒らせているとの報道が出始め、とうとう4月1日付けで契約解除に。「双方合意」がクラブ側によるせめてもの配慮表現であることは想像に難くなく、結局、一度も公式戦でベンチ入りせずチェコを去ることになった。

まだ22歳と若く、どこかで自らを改めてほしいところだが、その兆しは今のところ見えず。このままでは、次の被害者が出てしまう。

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