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湘南戦のワンプレーで吹っ切れた東京Vの林尚輝…初完封狙う柏戦へ「CBのマッチアップでいかに安定感出せるか…」

超ワールドサッカー / 2024年4月6日 20時15分

東京ヴェルディのDF林尚輝が、柏レイソル戦に向けて意気込みを語った。

東京Vは前節、湘南ベルマーレとのアウェイゲームを2-1の逆転勝利で飾り、J1では16年ぶりとなる待望の今シーズン初白星を挙げた。

これで15位に順位を挙げたチームは、7日に味の素スタジアムで開催される明治安田J1リーグ第7節の柏戦で、ホーム初白星と共に今季初の連勝を狙う。

鹿島アントラーズからの期限付き移籍延長によって今季も東京Vのディフェンスラインの主軸を担う林は、開幕から全試合でフル出場している。

善戦しながらも勝ち切れない状況が続いた6戦目での初勝利となったが、安堵の気持ちよりも自分たちの課題に目を向けている。

「流れ的に最初の試合(横浜F・マリノスとの開幕戦)というのは、自分たちが前半から良い試合ができて点も取れて、でも最後に押し切られて負けてしまった。その後も負けたり、引き分けになってしまったりという試合が続いていました」

「良いことではないですけど、前半失点して後半巻き返してというのは、自分たちの中でひとつできてきているので、それを次は前半からやっていくことで勝利というのは繋がると思いますし、今回も引き分けじゃなくて勝ち切れたというのは、ひとつ大きな点だと思っています」

その湘南戦を含め、チームは直近数試合で前半の失点を含め試合への入りという部分で問題を露呈している。林は守備の局面でのアラートさに加え、前後半で走行距離に大きな差が出ている部分で、よりアグレッシブな入りが必要だと語る。

「前半難しくなってしまっている要因は、入りのところで自分含めもう少しアラートにならないといけないというのを、ミーティングでも振り返りました。前半と後半で感覚的には前半の方が走らされているイメージがありましたけど、実際後半の方が自分たちの形で走っている部分が多かったので、その立ち上がりからいかに後半の入りのようにできるかというのは、ひとつ課題だと思っています」

林個人としては開幕3試合では持ち味である出足の鋭い潰しや、地対空での撥ね返すプレーで存在感を示した一方、以降の試合では自身も課題に挙げるビルドアップでの貢献に加え、守備面でも迷いながらの対応で後手を踏むシーンも目立っている。

「良さが出てないというのは最近感じている」と自覚する一方、湘南戦の後半にFW染野唯月のカウンターの決定機に繋げたプレーをきっかけに少し吹っ切れた部分もあるという。そして、周囲との連携を深めながら、より自分の良さを出していきたい考えだ。

「マークが決まっているというか、自分たちの中で嵌っている感覚があるときは強くいける部分がありますが、数的不利やセーフティーに守るべきだと思うときに、良さが出てないというのは最近感じています。そこは自分だけの問題もありますけど、周りとの連携の部分というのもあると思うので、守備のリスク管理のときに(宮原)和也くんにももう少し内側からスタートしてほしいというのは話しましたし、そういった連携というのも必要だと思います」

「自分たちセンターバックのマッチアップというところで、いかに安定感を出せるかというのが、チームとしてもラインが押し上がる要因。そこがちょっと曖昧になっている部分がありましたし、PKのことを考えて、セーフティーにやっている部分もありましたけど、もうひとつ強く相手選手に行くというのは自分の長所でもあるので、出していけたらなと思っています。インターセプトして染野がシュート打ったシーンとかは行き切った、割り切った部分もあって出たプレーだったので、そういうシーンを増やしていけたらなと思います」

細谷真大、マテウス・サヴィオら前線に強力なタレントを擁する柏戦に向けては、「細谷選手は代表に入ったりもしていますし、推進力があって強いイメージ。マテウス・サヴィオ選手もヒールとかテクニカルな部分もありますけど、推進力がある選手だと思っているので、そういうところで走り負けてはいけない」と、個のマッチアップで抑え込んでクリーンシートを達成したいと意気込んだ。

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