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新進気鋭の浦和DF後藤若葉、次節S広島R戦で大学同期と対戦へ「活躍は刺激、でも絶対に負けられない」

超ワールドサッカー / 2024年4月25日 22時0分

三菱重工浦和レッズレディースのDF後藤若葉は、活躍する同級生との対戦を心待ちにしているようだ。

2023-24WEリーグも佳境を迎え、首位に立つのは浦和。1試合消化数の多い中で、2位INAC神戸レオネッサに勝ち点「7」差を付け、順位表の最上位に位置している。

クラブは残る5試合を『FINAL5 勝利を積み重ねてその先へ』と銘打ち、選手を後押し。24日のトレーニング後には監督や選手が取材に応じ、連覇へ向けての意気込みなどを語った。

今冬に早稲田大学から正式加入の後藤は、18日の第15節大宮アルディージャVENTUS戦で加入後初先発を飾り、「すごく緊張もあった」とのことだが、フル出場で無失点勝利に貢献。中2日でのマイナビ仙台レディースでもフル出場を果たし、こちらもクリーンシートで終えた。

試合を重ね、より「自分らしくプレーできた」と話すマイ仙台戦を振り返っては「クリアボールや相手のバックパスに対して、いかにラインをコンパクトにあげられるか、その上げ下げをこまめにできるかがすごく大事だと思っていて、そういう部分は試合を重ねて、チームメイトと少しずつ合わせていけたと思います。フル出場している2試合を無失点で終えられているのは、自信にも繋がります」と手応えを口にする。

そのマイ仙台戦では早稲田大学の1学年先輩、「代表でも一緒で、すごく仲良くさせてもらっていた」という廣澤真穂とマッチアップ。「早稲田の練習の時からもバチバチにやり合ってので、久しぶりな感じがした」と対戦を振り返っては顔を綻ばせた。

さらに、次節対戦相手のサンフレッチェ広島レジーナには、同期の笠原綺乃が在籍。「活躍する姿は刺激になっている」とのことで、「(対戦)相手として戦うのが初めてなので楽しみ」と対戦を心待ちにしていると語る。

また、笠原以外にも、藤生菜摘(←東洋大学)や古賀花野(←帝京平成大学)は、大学時代に対戦相手として、また、選抜としてともにプレーした仲でもある。

「同期として、活躍している姿は自分自身にも刺激になっていますし、笠原選手だけではなく、藤生選手や古賀選手もこれまでずっと大学リーグで戦ってきて、大学選抜では一緒にプレーしているので、本当にすごいみんなの活躍が刺激にもなっていますけど、でも、対戦では絶対に負けられないと思っています」

さらに先を見据えれば、第19節で対戦するちふれASエルフェン埼玉には、インカレ決勝で敗れた山梨学院大学出身の栃谷美羽が、第21節対戦のI神戸には早稲田同期で副将だった三谷和華奈が在籍。最終節は育成時代を過ごした日テレ・東京ヴェルディベレーザと、後藤にとって縁のある対戦が続く。

チームの優勝へ向けてはもちろんのこと、若きDF個人にとっても楽しみな、だが負けられない戦いが続きそうだ。

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