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ユーロ初出場控えるジョージアで新スタジアム建設計画が加速…首都の“元ミラン”カラーゼ市長「ここでCL決勝を」

超ワールドサッカー / 2024年5月7日 17時35分

ジョージアで首都トビリシに新たなスタジアムを建設する計画が進められている。ジョージア『Kviri Spalitra』が伝える。

サッカー男子A代表がユーロ(欧州選手権)初出場を決めた東欧ジョージア。今夏開催のユーロ2024は、同国にとって建国以来初となるサッカーの国際舞台だ。

この国家的ムーブメントに乗る形で、以前から進められてきた首都トビリシに新たなサッカー・ラグビースタジアムを建設する計画が加速。2月に就任したイラクリ・コバヒゼ首相(45)が主導し、約7万人を収容できる巨大な“箱”がトビリシに建造される見通しだ。

トビリシの市長を勤めるは、サッカーファンならご存知、イタリア・ミランで2度にわたる欧州制覇の経験を持つ元ジョージア代表DFカハ・カラーゼ氏。カラーゼ市長は市議会演説にて、同い年のコバヒゼ首相に感謝を表明する。

「ジョージアのフットボーラー、ラガーマン、そして2つのスポーツをこよなく愛するファンにとって相応しい巨大プロジェクト。私自身もこの計画の早急な完遂に向け、できる限り関わっていきたい。コバヒゼ首相に感謝している」

現在、サッカーとラグビーのジョージア代表は首都トビリシにあるボリス・パイチャーゼ・スタジアム(5万4549人収容)をメイン使用。箱としては大きいが、サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦を開催する基準は満たしていない。

「トビリシにある既存のスタジアムが、CL決勝戦の基準を満たしていないことは、多くの人々が知るところとなった」

「新たなスタジアムは最高水準で、トップレベルの試合を誘致することが可能になる。首都が多くの来場者を他国から迎え、スポーツに限らないトビリシのアピールも可能だ」

カラーゼ市長によると、7万人収容(仮)の新スタジアムはトビリシ国際空港からほど近い場所に建設される予定で、ジョージア政府は2027-28シーズンのCL決勝戦誘致に向けた申請も予定しているとのことだ。

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