JFL戦うYSCC、ともに降格の岩手からMF新里涼が期限付き移籍加入「ピッチ内外で自分自身の価値を証明し続けて結果で恩返し」

写真：©︎J.LEAGUE

Y.S.C.C.横浜は10日、いわてグルージャ盛岡のMF新里涼(29)の期限付き移籍加入を発表した。移籍期間は2026年1月31日までとなり、岩手との公式戦には出場できない。

新里は横浜F・マリノスの下部組織出身で、順天堂大学を経て2018年にV・ファーレン長崎でプロ入り。2021年に水戸ホーリーホックへ完全移籍した。

2024年は岩手に加入。明治安田J3リーグで38試合1得点、天皇杯で1試合1得点を記録した。

日本フットボールリーグ(JFL)降格の岩手を離れ、同じくJFL降格のYSCCへ期限付きする新里。両クラブを通じてコメントしている。

◆Y.S.C.C.横浜
「Y.S.C.C.に関わる全ての方々　初めまして！　新里涼です！　自分自身のサッカー人生を賭けて、覚悟をもってこの移籍を決断しました。そして自分を必要として受け入れてくださった長嶺監督はじめ関係者の方々には感謝しかありません」

「ピッチ内外で自分自身の価値を証明し続けて結果で恩返しします！　慣れ親しんだ横浜の地でプレーできることを今からとても楽しみにしています！ 必ず1年でJリーグに復帰しましょう！！」

◆いわてグルージャ盛岡
「昨シーズンから抱いていた自分自身の想いに向き合い、自分自身の成長を考えて出した決断です。そしてこのような決断を尊重してくれた水野GMや関係者の方々には感謝しかありません。このチームで経験したことを今後の人生に活かしていければと思います」

「１年間という短い間でしたがどんな時も共に闘ってくださったいわてグルージャ盛岡に関わる全ての方々、ありがとうございました！！」