サカ、ジェズス…前線に重傷者続くアーセナル、アルテタ監督は1月のストライカー補強に「積極的に検討する」
超ワールドサッカー / 2025年1月24日 22時50分
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ストライカーの補強について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
今シーズンは悲願のプレミアリーグ優勝を目指す中、リバプールに続いて2位。新フォーマットのチャンピオンズリーグ(CL)でもリバプール、バルセロナに続いて3位につけている。
タイトル獲得を目指す中ではあと一歩とも感じられるが、今シーズンのチームの台所事情はかなり厳しい状況だ。
シーズン序盤はキャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが2カ月ほど離脱。その後はディフェンスラインにケガ人が相次ぎ、日本代表DF冨安健洋、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーロ、イングランド代表DFベン・ホワイトが離脱している。
そんな中でさらに追い討ちをかける事態が。エースであるイングランド代表FWブカヨ・サカがハムストリングを負傷し長期離脱すると、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスは前十字じん帯断裂でこちらも長期離脱となっている。
FAカップは敗退、カラバオカップ(EFLカップ)も準決勝の1stレグで敗れている状況。リーグ戦、CLでのタイトルも狙える状況だが、やはり手薄な前線が関心の的だ。
アルテタ監督は、ウォルバーハンプトン戦を前にした記者会見で、1月の移籍市場でのストライカー補強について言及。当然目指しているとしながらも、誰でも良いわけではないと強調した。
「私の意見は明確だ。ブカヨ・サカとガブリエウ・ジェズスという非常に重要な選手を2人失ったため、ゴール、人材、そして前線の選択肢が不足しているのは明らかだ」
「適切な選手を獲得できれば、それを積極的に検討するが、どんな選手でも構わないかというと、ノーだ。チームをより良くし、チームに影響を与える選手が必要だ」
「理想的には、彼らを失っている期間、助けが必要なのは明らかだ。なぜなら、すでに人員が不足していたのに、さらに不足しているからだ。チームはそれでも対処してきたが、クラブにとって正しいことをしなければならない」
アーセナルが獲得を目指しているとされるのは、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(21)や、ウォルバーハンプトンのブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)ら。ただ、争奪戦が予想されており、簡単には獲得できない状況だが、タイトルを目指してしっかりとチームに貢献できるストライカーを手にすることで望みを繋いでいきたい。
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